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从 ゚∀从二人暮らしのようです(-_-)
20
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 11:07:12 ID:KbZp5als0
( ^ν^)「仕方ねーだろ、こんな顔じゃあよ」
顔を火傷してから俺は人と関わるのが怖くなった。
火傷を見て眉間に皺を寄せる奴ばかりだった。
とにかく見られたくなかった。隠して生きていたかった。
仕事中も通勤中も絶対にマスクを外したくはない。
同僚と一緒に食事に行く事も殆どない。
きっと職場では暗い奴だと言われているだろう。
それにマスクでも火傷は完全に隠しきれていない。
きっとその事もついでに挙げられているだろう。
ノパ⊿゚)「ごめん」
( ^ν^)「お前が謝るなよ」
ノパ⊿゚)「優しいね」
( ^ν^)「なんでだよ」
ノパ⊿゚)「この前なんかそれで追い返したじゃない」
( ^ν^)「…そんなんじゃねーよ」
きっとそれはヒートが火傷を見ても受け入れてくれたからだ。
俺はあの日わざわざ自分を探して訪ねてきたヒートを恐れた。焦った。
ヒートは火傷を負ったあの火事で助けられ、消防士だった俺に憧れていたのだ。
だから普段は絶対に見せないのに真っ先にヒートに火傷を見せた。
すんなり打ち砕かれ諦めてほしかった。
しかしヒートは受け入れた。
可哀想とも言わず無意味な励ましもしなかった。
初めての人間だった。
( ^ν^)「つーかレシート後で寄越せよ。 金は出すから」
ノパ⊿゚)「同棲してるみたい」
( ^ν^)「ほんっと中学生はマセガキばっかだな」
ノパ⊿゚)「最近の中学生は発育もいいよ」
( ^ν^)「お前は違うな」
ノパ⊿゚)「サイテーだね」
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