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从 ゚∀从二人暮らしのようです(-_-)
135
:
名も無きAAのようです
:2016/05/22(日) 09:45:29 ID:8rNJ9F560
川 ゚ -゚)「くるうに会わせて下さい…」
くるうと感動の再会を果たしてから二週間近くが過ぎて、彼女の限界は近いようだった。
毎日譫言のようにくるうの名前を呟いていた。そして無事なのかと僕に問いかけた。
あれからくるうを彼女に一度も会わせていない。会っているけれど会わせていない。
くるうに会わせてしまうとプランが台無しになってしまう。混じりけのない絶望を引き出したいのだ。
しかし彼女は心身がすり減って食事はきちんと取らせているものの衰弱しているようだった。
(-@∀@)「まず食事を取るんだ」
慎重に階段を降りてトレーに載せた食事を彼女の元へ置く。今日はビーフ・シチューだ。
川 ゚ -゚)「本当にくるうは無事なんですよね…大丈夫なんですよね…?」
(-@∀@)「あぁ心配する事はない。 いつも君の近くにいるよ」
じっくり煮込んで作ったビーフ・シチューは僕の自信作だ。時間をかけて煮込んだので柔らかい肉はとろとろになっている。
それはまるでとろけるような触感だ。極めて柔らかい肉は彼女の口によって咀嚼されていく。
(-@∀@)「君がここに来てもう一ヶ月以上になるね」
川 ゚ -゚)「…そうですか」
(-@∀@)「僕はとても幸せだったよ」
川 ゚ -゚)「…そうですか」
もう、良いだろう。頃合いだ。
(-@∀@)「ねぇ、くるうに会わせてあげようか」
川* ゚ -゚)「えっ!?」
思いがけない言葉に彼女はついスプーンを落とす。よほど嬉しいのか顔が紅潮している。
川* ゚ -゚)「いいんですか」
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