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从 ゚∀从二人暮らしのようです(-_-)

116名も無きAAのようです:2016/05/21(土) 18:34:43 ID:hKs1utCE0
( ,'3 )「何か変わった事や気づかれた事がありましたらご連絡下さい」

(-@∀@)「分かりました、早く見つかるといいですね」

僕は玄関を出て二人がコンクリートの坂を降りていくのを見届けた。
しっかりと施錠して部屋に戻り、本棚をずらして蓋を開ける。
階段を降りるが彼女は僕の方に視線も向けない。

(-@∀@)「いやぁ、驚いた。 警察が来たよ」

彼女がばっと顔を僕の方に向けた。僅かな希望を感じている。無駄なのに。

(-@∀@)「いや、帰っていったよ。 君がいるとも知らずに」

彼女が何かを言おうとして、諦める。萎んでしまったように俯いた。

(-@∀@)「だから言っただろう、この地下は完全密室だ。 君の存在は誰にも知られない」

川 ゚ -゚)「…」

また彼女は黙りを決め込むつもりだろうか。
しかし彼女は揺らいだ。僅かな希望を感じあっさり打ち砕かれたからだ。
彼女とて十代の少女だ。冷静を保っているが少女には変わりない。
そしてここで畳み掛けてみようと決める。新たに手に入れた強力なカードだ。
どこまでの破壊力を持っているかは試してみなければ分からない。

(-@∀@)「それにしてもさ」

わざとらしく、僕は切り出した。

(-@∀@)「可愛い子だね、くるうちゃん」

たった一言。たった一言だ。その影響力は僕の想像を越えるものだった。
彼女がまたばっと顔を上げた。そこには困惑と驚きが入り混じっていた。
口を開いて何か言おうとして言葉にならない。悲鳴に近い声だけがただ漏れる。


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