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从 ゚∀从二人暮らしのようです(-_-)

103名も無きAAのようです:2016/05/21(土) 17:49:56 ID:hKs1utCE0
彼女の粘着テープの拘束をいったん解き、手錠に切り替えた。
右利きだと申告したので左腕だけ手錠をかけ、空いた方を壁から突き出した杭に繋げる。
僕が力いっぱい引き抜こうとしてみてもびくともしなかったので彼女の力ではまず逃げ出せないだろう。
彼女は僕が脱がした下着と制服を身につける。それを僕は黙って見ている。彼女も何も言わない。
見られたくはないのだろうが無反応を貫く事で彼女なりの抵抗をしているのだと思う。
排泄は脇に置いたバケツでするようにと言いつける。それでも彼女は黙ったままで顔色を変えない。
恐らく普段から表情変化に乏しいのかもしれないが、それ以上に冷静であるよう務めているのだ。
これほどに人間の尊厳を奪うような扱いをしようとしているのにじっと堪えている。
その姿がもはや愛おしい。僕はそれをなんとか崩したい。



翌日、僕は通常通りに仕事へ向かうため準備をする。トーストとコーヒーの質素な朝食だ。
また彼女の分も地下に持っていく。出勤すると夜まで帰れないので昼の分と水も置いておく。

(-@∀@)「眠れたかい」

川 ゚ -゚)「…あまり」

(-@∀@)「これは朝、あっちは昼の分だ」

川 ゚ -゚)「仕事に行くんですか」

(-@∀@)「あぁ、社会人だからね。 帰ってくるのは夜だ。 休みはシフト制だよ。 でもその情報を知っていても無意味だろう」

川 ゚ -゚)「…」

彼女は黙る。実際そうだ。僕の情報をそれだけ知ってもこの密室である地下からは逃げ出せない。
携帯電話は電源を切ったまま保管しているし声の届かない地下からは助けを呼べない。
それにもし彼女の存在が知られればここは僕の家だから疑われるまでもなく僕は逮捕されるだろう。
だから助けも呼べない彼女に隠す事もないのだ。


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