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(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
1
:
名も無きAAのようです
:2016/01/04(月) 20:13:38 ID:/M11gwtI0
(-_-)「今日こそ…今日こそはガッツリ言わせてもらうぞ…」
(-@∀@)「………ハァ」
(-@∀@)「何回言ったって結論は同じだ。諦めろ」
(-_-)「いいや、諦めないね。」
(-_-)「だってこの世には…」
(#-_-)「幽霊が居るんだからなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
(#-@∀@)「居るわけないだろハァァァァゲ!!」
从 ゚∀从(また始まった…)
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第一体目:トイレの花子さん
142
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:35:04 ID:mJfQsAyI0
川д川「はぁ…なんだかんだで掃除が終わったわ。いつもより早く終わってよかった」
(-@∀@)「それはよかった。もう手伝わないけど」
川д川「流石に毎日掃除はしないし極力人は呼ばないわよ」
(-@∀@)「聞き分けがあってよかった…どっかの誰かさんとは大違いだ」
川д川「アサピー君が言うと約一名しか居ないわよね」
(-@∀@)「そりゃあね」
143
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:36:00 ID:mJfQsAyI0
川д川「掃除も終わったし、もう帰ってもいいわよ。部活もないんでしょ?」
(-@∀@)「今日はね。お言葉に甘えて僕は先に帰らせてもらうよ。貞子も気をつけて」ガラッ
川д川「はーい」
川;д川「ってコラ!足でドア開けるなって言ったでしょ!」
おわり
144
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:37:34 ID:mJfQsAyI0
番外編投下終了。次回からまた普通に話を進めていく形になります
145
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:39:13 ID:a195riUc0
乙乙
146
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:47:27 ID:mJfQsAyI0
おまけ 〜今現在居る都市伝説のキャラ紹介〜
o川*゚ー゚)o…トイレの花子さん。髪型以外は一般的な花子さんと同じ
('、`*川…口裂け女。年中赤ワンピ。今欲しいのはピザカッター
( <●><●>)…テケテケ。年中マフラーとコート。切実に車椅子が欲しい
( ФωФ)…怪人アンサー。見た目は最年長だけどこの中では最年少。不憫
147
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 21:00:38 ID:z3kX8AVs0
ピザカッターとか怖ぇよ
148
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 21:16:09 ID:qPoIRuEQ0
車椅子ワロタ
>>132
届けてきたのに→届けにきたのにでいいのかな? 読み込めてないだけならすまん
149
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 21:29:06 ID:mJfQsAyI0
>>148
確認してきました誤字です。届けにきたのにで合ってます。
150
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:19:30 ID:hkKkasnU0
「ねぇねぇ知ってる?転入生の噂」
「知ってるー。4組の入江レモナさんの事だよね?」
「そうそう。なんでも魔女だって噂が流行ってるの」
「魔女?いくらなんでもそれはないんじゃないの?」
「でもちょくちょく常識外れって言うか…なんかおかしいところあるんだよね」
「お嬢様だからじゃない?」
「えー…調理自習で火の使い方も分からないんだよ?やっぱりちょっとおかしいって」
「黒猫やカラスを探してるとか聞いたし」
「ホントに魔女だったりしてねー」
「まっさかー」
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第五体目:魔法使い
151
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:21:20 ID:hkKkasnU0
(-_-)「………」
('A`)「ヒッキー」
(-_-)「……」
('A`)ノシ「おい、ヒッキーってば」
(-_-)「…ん?何?」
(;'A`)「お前ボケっとしすぎだろ。大丈夫か?」
(;-_-)「あ、ごめん…ちょっと脳内でホラー映画見てた」
(;'A`)「何その暇つぶし。流石オカルト部はやることが違うな」
(;-_-)「ははは…」
152
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:23:09 ID:hkKkasnU0
('A`)「そうそうオカルトっつーことで用があったんだけどよ」
('A`)「四組の転入生の噂聞いた?入江レモナ魔女説」
(-_-)「朝からその話題ばっかだもんね」
(*'A`)「まぁ確かにありゃあ魔女かもしれないな…魔性のスタイル…!」
(*'A`)「黒ニーソからの絶対領域がたまらねぇぜ…!」
(-_-)
('A`)「その突き刺さるような冷たい視線やめて。俺の心はシャボン玉並に脆いから」
153
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:26:11 ID:hkKkasnU0
('A`)「で、実際のところどうなんだよ。オカルト部さん」
(;-_-)「うーん…微妙っちゃ微妙だし興味なくはないけどやっぱ微妙だなぁ…」
(;'A`)「判定厳しいなぁ!美食家かお前は!」
(;-_-)「だって普通の幽霊とか心霊スポットとかは興味ないオカルトマニアだし…」
('A`)「へっ、めんどくせぇこだわり。折角ネタ提供してきたのによ」
(;-_-)「なんかごめん。でも人のこと勝手に魔女だなんだの噂するのもあまりいいものじゃないなあと思って…」
('A`)「…まぁ、それも一理あるな」
(*'A`)「それに俺はレモナさんが何者であろうとも鞭で叩かれたいと言う野望は変わらないからな!」
(;-_-)))
('A`)「なーんて冗談だぴょん☆美味しい牛乳飲むのだぴょん☆」
154
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:29:05 ID:hkKkasnU0
( ^ω^)「ドクオー。教科書貸して欲しいおー」
('A`)「お、分かった。何の教科書だ?」
( ^ω^)「英語だお。お詫びといっちゃあなんだけどお礼に割り箸に付いてる爪楊枝あげるお」
('A`)「ゴミじゃねぇかふざけんな。…ってことでじゃあなヒッキー」
(-_-)「ばいばーい」
155
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:30:28 ID:hkKkasnU0
(-_-)「………」
(-_-) (ドクオ君にはああ言ったものの…)
(;-_-) (実は結構気になる…!学年に普通じゃない人紛れてるとか非日常的じゃん!)
(;-_-) (うーん…ここは本人に聞くのが一番だけど初対面に対して『貴方魔女ですか?』とか聞ける勇気なんて…)
(-_-) (いやしかしここ最近は色々な事があったから同級生くらいどうにも…でも今回はタイプが違うか)
(;-_-)「………」
(;-_-) (うがー!!昔から優柔不断すぎるんだよ僕は!!)モダモダ
[壁|;ФωФ)(何やら頭を抱えながら気難しい顔しているのだが…頭痛か?)←校内を徘徊してた
156
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:32:52 ID:hkKkasnU0
―放課後
(-_-) (あっという間に放課後になってしまった…)
(-_-) (あの後何故か杉浦さんに変な同情されたけどなんだったんだろう…)
(-_-) (結局決まらなかったし…なんか悔しい)
(-_-) (今日はもう帰ろうかな)トボトボ
(((||゚ノ ^∀^)テクテク
(;-_-) (あ)
(;-_-) (ほ、本人居た!噂をすればなんとやらだ!)
157
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:34:45 ID:hkKkasnU0
(;-_-)「あ、あの!」
|゚ノ ^∀^)「はい?」
(;-_-) (お、思わず話しかけてしまった…!どうしよう!)
|゚ノ ^∀^)「あの…貴方は?」
(;-_-)「あ…僕は3組の小森ヒッキーって言いましゅ…」
(;-_-) (うわあああああしかも噛んだあああああ死にたいいいいい)
|゚ノ ^∀^)「ヒッキー君、ね。私は入江レモナですわ。…知ってるかもしれませんが」
(;-_-)「あ、うん。転入生って事で名前は…」
|゚ノ ^∀^)「ところでヒッキー君」
(;-_-)「は、はい!」
158
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:37:02 ID:hkKkasnU0
|゚ノ ^∀^)「チャック、空いてますわよ」
(*;-_-)「ほんぎゃあああああああああ!!」
(;-_-)「ごめんなさいごめんなさい!初対面の女性にこんなの見せてごめんなさい!」カクシカクシ
|゚ノ;^∀^)「あ、いえ。私は大丈夫ですわ」
|゚ノ ^∀^)b「そんなことより社会の窓が街中に晒される前に私が気がついたんで、ばっちぐー!」グッ
(;-_-)(なんだこの人!)
159
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:39:23 ID:hkKkasnU0
(;-_-) (最悪だ…初対面の、しかも女性にズボンのチャック指摘されるだなんて人生最悪の出会いだよ…)
(;-_-) (こんな事になるならもう少し女の人との会話スキル上げとけばよかった…生きている女の人なんて貞子さんと姉ちゃんと母さんしか会話してないよ…)
|゚ノ;^∀^)「あのー…?」
(;-_-)そ「ハッ ごめんなさい用件言いますねごめんなさい」
|゚ノ;^∀^)「ええ…まずは少し落ち着いてくださいな」
(;-_-)スーハースーハー
(;-_-)ゲッホゴッホオエエ
|゚ノ;^∀^)そ (むせてる!)
(-_-)「よし…」
160
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:41:21 ID:hkKkasnU0
(-_-)「えっと放課後…と言っても今なんですけど空いてますかね?」
|゚ノ ^∀^)「空いてますわよ」
(;-_-)「あ…断られるかと思った…」
|゚ノ ^∀^)「私そんな意地悪じゃないわよぉ…」
(-_-)「それなら屋上へ…ちょっと聞きたい事あるんで」
|゚ノ*^∀^)「屋上!私1回行ってみたかったの!」
|゚ノ ^∀^)「あ、ここは三階ですわね。レモナうっかり」
(;-_-) (噂の通り変わった人だな…)
161
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:43:16 ID:hkKkasnU0
|゚ノ*^∀^)「おっくっじょう♪おっくじょう♪」ルンルン
(;-_-)「あの…そんな階段ではしゃぐと転びますよ…」
|゚ノ*^∀^)「平気平気!私は階段で転ぶようなドジ属性は含まれておりませんので!」
|゚ノ;^∀^)そ「…ってへぼぉ!」コケッ
(;-_-)「あー…言わんこっちゃない」
|゚ノ;^∀^)「あら嫌だ!私としたことが突然すぎて『へぼぉ』とか言っちゃいましたわ!乙女の恥!」
|゚ノ;^∀^)「次は『キャー!』と言いますからもう一回やり直しさせてもらえませんか!?」
(;-_-)「そんなことで体張らなくていいよ!」
162
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:44:30 ID:hkKkasnU0
(;-_-)「それより怪我はありませんか…?」
|゚ノ;^∀^)「特に問題ないですわ…。ごめんなさいね、イマイチ地上は慣れませんの」
(;-_-)「地上!?」
|゚ノ;^∀^)「あ、いえ。なんでもありませんわ。イッツ入江リアンジョーク!」
(;-_-)「語呂悪いなぁ」
|゚ノ;^∀^)「うふ、うふふふふ」
(-_-) (誤魔化すの苦手なのかこの人。わかりやすい)
(;-_-) (て言うか地上に慣れてないってなんだ…?まさか宇宙人!?)
(;-_-) (つまり僕はとんでもない人物と会話しているわけか…お父さん、お母さん、姉ちゃん、どうか見守っててください)
(;-_-) (地球は僕が守る!)グッ
|゚ノ;^∀^) (ヒッキー君さっきからお話してくれないのだけどもしかしてスベッた…?確かにさっき物理的にスベりましたけど)
163
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:47:01 ID:hkKkasnU0
(;-_-) (とりあえず穏便に話をすませよう。変に地雷を踏んで『地球を滅ばせてやりますわ!』とか言われたらヤバイ)
(;-_-) (あれ…でもこの人魔女って噂じゃなかったけ…なんかもうよくわからなくなってきた…)
(;-_-) (まぁいいや。とりあえずオープンザドア)ガチャ
从 ゚∀从「あ、ヒッキーさん?こんにちはー」
(-_-)「あれハイン君?しかも白衣だし」
从 ゚∀从「絶賛部活中っス」
(;-_-)「…てことは」チラッ
(-@∀@)「どうしてここに居るんだ貴様」
(;-_-)「うわ、やっぱ居た!」
(-@∀@)「試験管眼球に突っ込むぞ」
从;゚∀从「出会った矢先から喧嘩しないでくださいよ」
164
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:48:21 ID:hkKkasnU0
(;-_-)「で…何してんのさ屋上で」
从*゚∀从つT「竹とんぼ飛ばして遊んでました!」
(;-_-)「田舎の小学生みたいだな!?」
|゚ノ ^∀^)「えっと…割り込む形で悪いのですが竹とんぼってなんですの?」
(-_-)「え…」
从;゚∀从「知らないんですか!?竹とんぼってぎゅるぎゅるーってやってビューンって飛ばすおもちゃですよ!」
|゚ノ;^∀^)??
(-@∀@)「説明下手か」
165
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:49:54 ID:hkKkasnU0
(-@∀@)「それよりなんで君達屋上に来たんだ。何か叫ぶの?」
从 ゚∀从「『食堂のカレーにナス入ってねぇぞー!!』とかっスかね」
(-_-)「僕そんなみみっちい事で怒ったりしないよ…」
(-@∀@)「じゃあ『注意もなしに魔法瓶に熱いお茶入れるなよ母さん!』とか?」
(;-_-)「なんで叫ぶこと前提になってるんだよ!違うわ!」
|゚ノ ^∀^) (カレーには枝豆を入れても美味しいですわね…)
从 ゚∀从(ていうかなんで屋上に来たんだろうなヒッキーさん。見かけない先輩居るし)
从;゚∀从(ま、まさか…)
166
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:51:04 ID:hkKkasnU0
从;゚∀从「アサピーさん、ちょっと1回こっち来てほしいっス!」
(;-@∀@)「なんだどうした!?」
从;゚∀从「いいから!」グイッ
(;-@∀@))))「あー!白衣引っ張らないで!伸びちゃう!」
<ア"ア"ア"ア"
(;-_-)「いきなりどうしたんだろう…」
|゚ノ;^∀^)「わ、私にはサッパリ…てか凄い断末魔ですね…」
167
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:53:27 ID:hkKkasnU0
(;-@∀@)「何するんだ…」
从;゚∀从「すいません。一旦ここは退却しましょう!」ヒソヒソ
(;-@∀@)「なんでさ」
从;゚∀从「このパターンは告白っスよこーくーはーく!」ヒソヒソ
(-@∀@)「告白?僕がやりましたって?」ヒソヒソ
从#゚∀从「違う!恋の告白ですよ!これだから恋愛とレンコンの区別もつかない人は…」ヒソヒソ
(-@∀@)「待って高岡。僕そんなにバカじゃない」
从#゚∀从「こういう場合は知らないふりするもんなんです!」ヒソヒソ
(-@∀@)「そ、そうなのか…僕としては全力で邪魔したいんだが」
从#゚∀从「そんなことしたら毎日アサピーさんの下駄箱に納豆みっちり詰めますよ」
(;-@∀@)「やめてくれ!」
168
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:54:32 ID:hkKkasnU0
从 ゚∀从ヒョイ
(-_-)「あ…戻ってきた。なんか納豆がどうこう聞こえたんだけど」
从 ゚∀从「アサピーさんと一緒に納豆トーク、略してナットークしてました」
(;-_-)「それはまた…随分と飯テロな話を」
从 ゚∀从「刻みたくあん入れると最高ですよね。てことでナットークも終わったし、俺達は退散しますよ」
(-@∀@) (あんなにキレた高岡初めて見た…)ションボリ
(-_-)「あ、うん。なんかさっきよりアサピー元気なくない?」
从 ゚∀从「気のせいですよ気のせい。それじゃあ」バタン
169
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:55:30 ID:hkKkasnU0
|゚ノ ^∀^)「なんだか嵐のようでしたわね…」
(;-_-)「僕はもう慣れたけどね」
|゚ノ ^∀^)「それでヒッキー君。ご用事はなんですの?」
(;-_-)「忘れてたごめん」
(;-_-)「それでえーっと…大変申し訳ないんですけど…」
(;-_-)「その…」
|゚ノ;^∀^)ゴクリ
170
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:57:01 ID:hkKkasnU0
(;-_-)「レモナさんって…魔女なんですか…」
|゚ノ;^∀^)「!?」
(;-_-)「………」
|゚ノ;^∀^)「………」
(;-∀-)「ってそんなわけありませんよねー!!あははははー!!さっきのジョークのお返しですよごめんなさい今から飛び降りm
|゚ノ;^∀^)「な、何故私が魔法使いだと…!?」
(-_-)「えっ」
|゚ノ ^∀^)「えっ」
171
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:58:21 ID:hkKkasnU0
(;-_-)「えええええええ!?マジだったのおおおおお!?」
|゚ノ;ノ^∀^)ノ「マジですわよおおおおおおおおお!!」
(;-_-)「とりあえずその盆踊りみたいなポーズはなんですか!」
|゚ノ;^∀^)「ヒッキー君こそフェンスから降りたらどうですの!?」
172
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:02:12 ID:hkKkasnU0
|゚ノ;^∀^)「はあ…まさかこんな早くバレるだなんて想像もつきませんでしたわ…」
|゚ノ;^∀^)「私の正体を見破るなんて…まさか貴方同族!?」
(;-_-)「違うよ!僕はただの高校生だよ!」
(;-_-)「皆がレモナさんのこと魔女だって噂するから気になって話しかけたのに…まさか本物とは…」
|゚ノ;^∀^)「oh…なんてことでしょう…」
|゚ノ;^∀^)「あぁ…ホルス…アヌビス…オシリスにバステト…」
(;-_-) (何故にエジプト神?)
(-_-)「あれ…でもレモナさん魔法使いって言った?」
|゚ノ ^∀^)「はい。私はまだまだ見習い魔法使い。…やっぱり修行不足ね」
173
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:04:02 ID:hkKkasnU0
(-_-)「魔法使いと魔女…あんまり変わらないような」
|゚ノ;^∀^)「全然別物ですわ!緑茶と紅茶ぐらい違いますの!」
(;-_-)「それ元をたどれば同じ茶葉です」
(;-_-)「うーん…しかし違いがよくわからないけどこの世界にも魔法使いって居たんだなあ」
|゚ノ ^∀^)「あ、私この世界の住人ではないですよ」
(;-_-)「そこからなの!?やっぱり宇宙人…!」
|゚ノ;^∀^)そ「やっぱりってなんですの!?」
174
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:05:45 ID:hkKkasnU0
|゚ノ ^∀^)「コホン…さっきもヒッキー君がおっしゃった通り、私は見習い魔法使い。それにこの世界の人間じゃない」
|゚ノ ^∀^)「普通なら綺麗サッパリ忘れてもらいたいところですが…」スッ
|゚ノ ^∀^)「正体を見破られたので特別に説明もしてあげましょう。記憶消去ナシでね」
(;-_-) (助かった…)
|゚ノ ^∀^)「それでは説明してあげましょう!私が何故ここに来たのか!私の住んでた世界を!」ポフンッ
(;-_-)「どこからともなくホワイトボードと杖が出てきた!魔法ってスゲー!」
|゚ノ;^∀^)「ふぅ…ぶっつけ本番でもなんとか出来ました…」メガネチャキッ
(;-_-)「インテリ女教師風っぽく雰囲気が変わった!需要のある眼鏡だ!」
175
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:08:06 ID:hkKkasnU0
|゚ノ ^∀^)つ/「まず私はこの世界の裏側から来ました」
(-_-)「日本の裏側?レモナさんブラジルから来たの?」
|゚ノ;^∀^)「いやまぁここではそういう認識でしょうけど…パラレルワールドってご存知?」
(-_-)「またこことは違う別世界…平行宇宙とかだっけ」
|゚ノ ^∀^)「大雑把に言うとそうですわね。私が住んでいた世界は魔術やら魔法が発展しておりましてね、空が真下にあるの」
|゚ノ ^∀^)「つまり浮島って言うのかしら?」
(;-_-)「通りでなんか地上がどうたらって言ってたのか…」
|゚ノ;^∀^)「もーびっくり!空が上にあるんだなんて怖いわ!落ちてきそう!」
(;-_-)「そっち側だとそういう認識なんだ…こっちもびっくり」
176
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:11:35 ID:hkKkasnU0
|゚ノ ^∀^)「私は魔法修行としてここに来ました。割と珍しくないことなんだけどね」
|゚ノ ^∀^)「ああそれに、この世界の人より長生きなんですよ。100年200年なんて容易い」
|゚ノ ^∀^)「例えるなら…魔女が大体そうですわね」
(;-_-)「それはつまり…レモナさんはお婆さん…」
|゚ノ#^∀^)「えいっ」フォン
―と彡
(;-_-)「いった!」ゴーン
(;-_-)「なんかタライ落ちてきましたけど!?」
|゚ノ#^∀^)「ただ長生きと言っただけで私は貴方と同い年ですわ!失礼しちゃう!」
|゚ノ#^∀^)「そ!れ!に!魔女だなんて大体若返りの魔法を使って見た目を若くしてるのであって実際はババアよ!あんなクソババアと一緒にしないで!」
(;-_-)「ご、ごめんなさい。レモナさんは魔女に何か恨みでもあるの…?」
|゚ノ#^∀^)「あんのクソババア共私みたいな見習い魔法使いを落ちこぼれだの出来損ないだの言ってくるのよ…」
|゚ノ#^∀^)「自分だって元を辿れば見習い魔法使いでしょうに!色気仕掛けなんかしやがってfuck!」
(;-_-) (やっぱ女の人怖いよおおおおおお!!)
177
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:12:48 ID:YnPLKp6.0
http://ssks.jp/url/?id=348
178
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:14:10 ID:hkKkasnU0
―――
―――――
|゚ノ;^∀^)「ハァハァ…私としたことがつい荒ぶってしまいましたわ…」
(;-_-)「出来るだけ口に出さないことを配慮します…」
|゚ノ;^∀^)「私もなるべくキレないようにしますわ…」
|゚ノ ^∀^)「えーっとそれでねヒッキー君。さっきも言ったけど私のような見習い魔法使いがここに来ることは珍しくはないわ」
|゚ノ ^∀^)「修行として来たり、勉強しにきたり、文化を知ったりね。後観光目的」
(-_-)「じゃあ案外居るんですかね」
|゚ノ ^∀^)「まぁ私の友達にも四人くらいここに来てるし」
|゚ノ ^∀^)「田舎者が東京へ上京するものだと覚えてくれればいいわ」
(-_-)「分かりやすい例え!」
179
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:16:10 ID:hkKkasnU0
|゚ノ ^∀^)「これで私からの解説は終わり」ポフンッ
(-_-) (魔法で消したりするのって物のスペース取らなさそうでいいなあ)
|゚ノ ^∀^)「次は私がヒッキー君に質問する番ですわ」
(-_-)「なんでしょうか」
|゚ノ ^∀^)「この世界の殿方は三十路を超えたら魔法使いになると聞きましたがそれって本当ですか?」
(;-_-)「!?」
180
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:17:03 ID:hkKkasnU0
|゚ノ*^∀^)「修行いらずで自然と魔法使いになるだなんて凄いですわ…!」
|゚ノ ^∀^)「…しかし何故女性はなれないんでしょうか?不思議ですわねぇ」
|゚ノ*^∀^)「それでも凄いですわ…!一体どれほどの魔力を…」キラキラキラ
(;*-_-)「………」モジモジ
|゚ノ ^∀^)「ってアレアレ?なんで顔赤いんですの?」
(;*-_-)「だ、男子高校生にそんな恥ずかしい質問しないでください…」
|゚ノ;^∀^)そ「恥ずかしいのですか!?もっと誇りを持つものじゃないの!?」
(;*-_-)「無理です!今日一日でズボンのチャック指摘されたりこんな質問されるだけで赤面モノですよ!」
|゚ノ;^∀^)「なんでぇ!?」
181
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:18:55 ID:hkKkasnU0
(;-_-)「とりあえずこの質問はおしまい!シュレッダーにポイ!」
|゚ノ;^∀^)そ「ああっ!私の質問がゴミ箱に!」
(-_-)「それで…レモナさんこれからどうするんですか?」
|゚ノ ^∀^)「そうねぇ…都合の悪い記憶だけじわじわと消してやりますわ」
|゚ノ ^∀^)「ふふふ…人間風情が魔法使いに逆らおうとするとこうなりますの…」
(;-_-)「怖っ!なんか魔王みたいなこと言い出してる!」
|゚ノ ^∀^)「脳みそ弄って前頭葉切って…」
(;-_-)「全然ファンタジーじゃないこと言い出した!奇跡も魔法もなかったよ!」
|゚ノ ^∀^)「冗談ですよ。イッツ入江リアンジョーク」
(;-_-)「それ気に入ってるの!?」
182
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:20:06 ID:hkKkasnU0
|゚ノ ^∀^)「はぁ…なんだか久々に長く人とお話しましたわ…。あ、そうだ」
|゚ノ ^∀^)「私のこと、皆に内緒にしてくださいね。約束」
(-_-)「…うん。全員に言いふらすつもりはないけどあいつらには話していいかな」
|゚ノ ^∀^)「…貴方が信頼できる相手ならば」
(-_-)「大丈夫だよ」
(-_-)「僕らもレモナさんみたいに言えない秘密、持ってるから」
183
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:22:05 ID:hkKkasnU0
――――
――――――
(;´・ω・`)そ「ふびゃあ!!」
( <●><●>)「いい加減慣れてくれませんかね。私下半身無い以外は一般的な人間ですが」
(;´・ω・`)「一般的な人間は下半身欠除してないよ!」
川д川「でもワカッテマスさん基本的には無害ですよ」ヌイヌイ
(;´・ω・`)「基本的って何!?有害の場合もあるの!?」
川д川「……………」
(;´・ω・`)「そこは何とか言ってよおおおおおおおお!!」
イイコイイコ(#゚;;-゚)ノシ( </><\>)ユウガイッテ…
(;´・ω・`) (どうなってるんだその目…)
184
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:23:48 ID:hkKkasnU0
川д川「そういえば科学室の都市伝説さん達が何か忙しそうにしてたんですが行かなくていいんですか?」
川д川「何かお祝いする…みたいな」
( <●><●>)「ああ…その件ならただの勘違いなのでいいんですよ」
( <●><●>)「それに止めない方が面白そうですしね」
川;д川「よく分からないけど大変そうね…」
おわり
185
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:24:58 ID:5E6gC0y20
乙
面白かった
186
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:25:10 ID:hkKkasnU0
五話投下終了。今月中に六話投下予定です
187
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:30:00 ID:qpgfEx6c0
|゚ノ;ノ^∀^)ノ←かわいい
188
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 21:00:59 ID:YnPLKp6.0
http://ssks.jp/url/?id=348
189
:
名も無きAAのようです
:2016/01/18(月) 00:48:48 ID:ROwxNR2I0
生徒指導?
190
:
名も無きAAのようです
:2016/01/18(月) 13:07:03 ID:WvXEaDLAO
それはない
191
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:16:07 ID:5GnbPD/20
(-@∀@)「高岡」
从 ゚∀从「はい」
(-@∀@)「今は放課後で絶賛部活タイムだね」
从 ゚∀从「そうですね」
(-@∀@)「でも僕は今すぐふかふかのお布団にダイブしたいほど眠いんだ」
从 ゚∀从「レンズの奥の目が明後日の方向見てるくらい眠いのが分かるっス」
(-@∀@)「ならば話は早い」
(-@∀@)「これから寝るから一時間経ったら起こしてくれる?」
从;゚∀从「家帰ってから寝てください!」
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第六体目:メリーさん+α
192
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:17:27 ID:5GnbPD/20
(-@∀@)「いやね、僕も家帰って玄関先で寝たいよ?」
从;゚∀从「布団まで頑張ってください!玄関で寝ちゃダメです!」
(-@∀@)「僕の家はベッドだ」
从;゚∀从「知りませんよ!」
193
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:18:23 ID:5GnbPD/20
(-@∀@)「いやホント、このままだと寝ながら歩くことになっちゃうからね」
从;゚∀从「無駄に器用っスね!」
(-@∀@)「こうして会話してる間も睡魔がじわじわ襲って来るんだ」
从;゚∀从「寝ちゃダメです!ここは雪山です!アルプス山脈です!」
( ・∀・)
と彡 ミ-@-@ ポイッ
「どうあがいても科学室だ…ダメだ眠い寝る」
从;゚∀从「眼鏡投げた!」
( -∀-)zzz
从;゚∀从「寝た!」
194
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:20:24 ID:5GnbPD/20
从;゚∀从「アサピーさん!わたあめの件はどうなるんですか!」
( -∀-)zzz
从;゚∀从「完全に爆睡だチクショウ!」
o川*゚ー゚)o「なになにー?クソメガネ寝てるの?あ、今眼鏡かけてないからクソか」ススス
从 ゚∀从「見ての通り爆睡ですよ…ていうかどんだけアサピーさんのこと嫌いなんですか」
o川*゚ー゚)o「キューちゃんの住処のドア半壊させた輩だもん。どれ、いっちょ睡眠妨害でもしてやりますか」
o川*゚∀゚)o「ほーれこちょこちょー!」コチョコチョ
从;゚∀从「起こし方が小学生だ!あ、小学生だった!」
( -∀-)zzz
o川;゚ー゚)o「クソ!起きねぇ!可愛い寝顔しやがって!」
从 ゚∀从「推測ですけど思い切り殴るか何かしないと起きないと思います」
o川;-ー-)o「くっ…ここでキューちゃんの力不足を恨む…」
从;゚∀从「どんだけ邪魔したいんだ!」
195
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:23:19 ID:5GnbPD/20
( <●><●>)「どうもこんにちは、家庭科室から出張ワカッテマスですよ」ヌルリ
从 ゚∀从「あ、ワカッテマスさん。なんかそうめんみたいな登場しますね」
( <●><●>)「どんな例えですかそれ」
从 ゚∀从「家庭科室で編み物してるんじゃ?」
( <●><●>)「今日は調理部も居ますからね。だから今日はここでお暇させてもらいますよ」
( <●><●>)「…あらあらよく見たらアサピーさん寝てますね。眠りの小五郎ごっこでもしましょうか」
从;゚∀从「科学部を殺人現場にしないでくださいよー」
( <●><●>)「あくまでごっこなので。…犯人は、貴方です!杉浦さん!」ズビシィ
从;゚∀从「何の前触れもなく犯人が決まった!」
(;ФωФ)そ「うぇぇ!?わ、我輩であるか!」デンワチュウ
(;ФωФ)「あ、なんでもないであるよ…こっちの話」
( <●><●>)「…と思いましたがお取り込み中ですか。では犯人は杉浦さんじゃありませんね」
从;゚∀从「ポンコツじゃないですか!」
196
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:24:48 ID:5GnbPD/20
( <●>3<●>)「だって私探偵とか初めてですしーおすしー」
从 ゚∀从「今冗談抜きでバケモンみたいな顔してますよ」
( <●><●>)そ
('、`*川「ところでアサピーちゃんはなんでこんな爆睡してるのよ」
从 ゚∀从「昨日夜更かししてたらしんですよ」
从 ゚∀从「なんか『クレセリアがふっかつのたね消費しまくる』って言ってたんですけど…」
( <●><●>)「ポケダンじゃないですか」
('、`*川「私ポケモンは初代しか知らないわ…」
( <●><●>)「最近はフェアリータイムだとかメガシンカとか出ましたねえ」
そ('、`;*川「何それ!?」
o川*゚ー゚)o「キューちゃんはピッピが好きだなー」
( <●><●>)「ミュウスリーだッピ!」
从 ゚∀从(都市伝説もポケモンしたりすんだなー)
197
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:26:11 ID:5GnbPD/20
<コンコン
('、`*川「あら?ヒッキーちゃんかしら?」
从;゚∀从「準備室の方だからデルタ先生かも…ていうか居たのかな」
从;゚∀从「とりあえず隠れててください」
('、`*川「おっけー。杉ちゃん隠れるわよ」
( ФωФ)「む。分かったのである」ピッ
198
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:27:07 ID:5GnbPD/20
从 ゚∀从「はいはい開けますよー」ガチャ
( ∵)
从 ゚∀从
( ∵)「ごめんなさい出る時間間違えました」
( ∵)「それでは失礼…」ギィ
从 ゚∀从
从;゚∀从づ「待たんかコラァァァァァ!!!」ガシィ
(;∵)そ「きゃあ!不良の方でしたか!」
从;゚∀从づ「不良は不良でも更生した不良だゴルァ!」
(;∵)「言葉使いからしてぜんっぜん更生してるように見えませんけど!?」ジタバタ
从;゚∀从つ「すいませんつい昔の癖で…!でも逃がすつもりはありませんよ!」
(;∵)「きゃーお助けー!」
199
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:28:43 ID:5GnbPD/20
――
――――
( ∵)「いやあすいませんね。夜だと思ってましたけどまだお昼だったんですか」
从;゚∀从
( ∵)「あ、まだ名前を名乗ってませんね。人体模型のビコーズと申します」
从;゚∀从「なんでおどろおどろしい見た目して声が小桜エツ子みたいなんだ!よろしく!」
( ∵)「最近の子は驚かなくていいですねぇ。そちらの白衣の方は寝ておられるのですか」
从;゚∀从「爆睡してます。…まぁ慣れてますから」
从∀゚ 从「みなさーん。出てきても大丈夫ですよー。むしろ出てきてください同族です」
o川*゚ー゚)o「人体模型…?」
(*∵)「同じ七不思議のビコーズですよ!キュートさん!」
o川*゚ー゚)o「ごめんアンタのこと知らないわ」
(;∵)そ「ビコーズのことをご存知じゃないのですか!?」
200
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:30:10 ID:5GnbPD/20
('、`*川「あら?人間じゃなかったのね」ヒョコ
(;∵)「口裂け女様もおられたのですね!ああ、女性方相手に内蔵丸出しでお恥ずかしい!」
从;゚∀从「内蔵以前に全裸だろ!」ファサァ
(;∵)「さりげなく白衣をビコーズにかける優しさ!惚れちゃいそう!」
( <●><●>)「全裸に白衣って露出魔みたいですね」
(;∵)そ ガーン
201
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:31:14 ID:5GnbPD/20
( ∵)「色んな都市伝説の皆様が居たのですね…これはこれは」ペコペコ
(;ФωФ)「律儀な人体模型であるな」
( ∵)「ビコーズはとっても礼儀正しい人体模型で通ってるのですよ怪人アンサー様」
( ФωФ)「もっかい我輩のこと呼んで」
( ∵)「…怪人アンサー様?」
( ФωФ)
( ФωФ)「わがはい おぬし すき」ダキィ
(;∵)そ「きゃっ!どうなされたのですか怪人アンサー様!」
('、`*川「そういえばなかなか覚えられなかったわね…」
o川*゚ー゚)o「貝柱パウダーだっけ?」
(;ФωФ)「誰が調味料であるか!」
从;゚∀从「それよりも人体模型に抱きつく絵面をツッコんでくださいよ!」
202
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:32:11 ID:5GnbPD/20
('、`*川「思ったけど杉ちゃん誰かに抱きつく癖でもあるのかしら?」
从 ゚∀从「そういや初めて会った時も抱きつかれましたね」
( <●><●>)「ハグ魔?」
(;ФωФ)「違うのである!嬉しいとつい…」
( <●><●>)「少なくとも日本でそれやったらぶっ飛ばされますよ」
(;ФωФ)「確かにそうであるな…」
( ∵)「ビコーズは気にしてませんが…」
203
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:33:45 ID:5GnbPD/20
(;-_-)「遅れたごめん!」ガラガラ
:(;∵)そ: ビックゥ
( ФωФ)「おお、待ってたのであるぞ」
(;-_-)「準備するのに時間かかっちゃった…って」
(-_-)「ん?ここに人体模型なんかあったっけ?しかも白衣着てるし新入部員?」
从;゚∀从「あー…それは…」
(-_-)「なんかアサピー寝てるし」
ミ( ∵)「ビコーズをお呼びですかぁぁぁぁぁぁ!!」グルリンッ
(;-_-)そ「うわ!首が反対側に曲がった!エクソシストみたい!」
ミ( ∵)彡「ぬおおおおおお!!」グルングルン
从;゚∀从「ろくろ回しみたいなことになってる!」
204
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:36:23 ID:5GnbPD/20
(;-_-)「あ、この学校の七不思議だったんだね」
( ∵)「はい。少々気が高ぶりました」
( ∵)「ビコーズの感情表現は首を回すのです」
(;-_-)「どこでもいっしょのスズキみたいだなぁ…びっくりするからあんまりやってほしくないけど」
o川*゚ー゚)o「それで今回は何呼ぶの?」
(-_-)「メリーさん。杉浦さんからの頼みが来てね」
( ∵)「メリー様は呼び込める方なんでしょうか…?」
( ФωФ)「普通なら我輩から電話をかけてるのだが着信拒否されてしまったのである」
o川;゚ー゚)o「どういうことなの…」
( ;ω;)ブワッ
o川;゚ー゚)o「泣くほど辛い思い出が!?」
205
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:37:34 ID:5GnbPD/20
( ;ω;)「とりあえずメリーさえ来れば我輩はそれでいいのである!」
( ;ω;)「頼れるのは貴様しか居らぬぞ!」ガシッ
(;-_-)そ「分かりましたから泣きながらしがみつかないでください!」
( <●><●>)「ここまで来ると杉浦さんがかわいそうな人にしか見えない」
从 ゚∀从「上に同じく」
206
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:38:24 ID:xTzMzcqE0
待ってた支援
207
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:38:37 ID:5GnbPD/20
(-_-)ピッピッピッ
('、`*川「にしてもよくメリーさんの電話番号なんて見つけたわね」
(-_-)「裏ルートで仕入れました」トゥルルル
o川*゚ー゚)o「オカルト部何者だよ」
( ∵) (…これだけ騒いでも起きないあの方は耳栓でもしているのでしょうか?)
208
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:39:44 ID:5GnbPD/20
(-_-) ガチャ
『私メリーさん、電話される立場って初めてだわ』
(-_-)「でしょうね。今からこっち来れますか?」
『んー…ちょっと待って今ワタルが…』
(;-_-)「ワタル!?」
从;゚∀从(メリーさんポケモンやってるの!?都市伝説内で流行ってるのか!?)
『とりあえず後十分したらアンタのところ来てやるから覚悟しなさいよ!』ピッ ツーツーツー
(;-_-)「あ、切れた」
( ФωФ)「メリーはなんと…?」
(;-_-)「後十分したら来るらしいです」
( <●><●>)「宅配サービスか」
209
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:41:13 ID:5GnbPD/20
白<ゴーストバスターズ!
(-_-)「早速来たね」ピッ
『私メリーさん、今この街の神社に居るの』
(-_-)「ごめん急いでるから巻きで頼むよ」
『え、ええ?分かったわ。出来るだけ急いでくる』
从;゚∀从(メリーさん相手に早く来るよう催促する人初めて見た!)
( ∵)ハラハラドキドキ
白<カワイイフリシテアノコー♪
(;-_-)「わわ…流石に早いよ…」ピッ
『私、メリーさん今この学校の正門に居るの』
( <●><●>)「相手はなんと?」
(;-_-)「学校の正門だって」
( ∵)「本当に巻きできまs白<クールーキットクルー♪
(´∵)
210
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:42:43 ID:5GnbPD/20
『私メリーさん、今学校の廊下に居るの』ガチャ ツーツーツー
( <●><●>)「t白<ワータシピンクノサウスポー♪
(#<●><●>)「せめて言わせろや!」
o川;゚ー゚)o「喋る暇すら与えてくれないのね…」
从;゚∀从「つか思ったんですけどヒッキーさんこの短期間の間着メロ変える時間ありましたね!」
('、`*川「ヒッキーちゃんの趣味が丸わかりしちゃうわね」
(;-_-)「んもうこっちが着信拒否したいくらいだよ」ピッ
211
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:44:33 ID:5GnbPD/20
(;-_-)「もしもし!次はどこだ!」
『私メリーさん』
『今』
ξ゚⊿(;-_-)
『あ な た の う し ろ に い る の』
(-_-;)ミ「はい捕まえたー」クルッ
ξ;゚⊿゚)ξそ「はぎゃ!」ガッチリ
ξ;゚⊿゚)ξ「ちょ、ちょっと!折角怖く演出したのに意味ないじゃない!離せ!」
(-_-)「狙った獲物は逃がさなーい」
ξ;゚⊿゚)ξ「なんなのよコイツうううううううう!!」
212
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:46:25 ID:5GnbPD/20
ξ;゚⊿゚)ξ「もう!演出をかっこよく決めたかったのに…」
三三(*ФωФ)「ツううううううン!!」ダダダ
ξ;゚⊿゚)ξそ「ぎゃあ!なんでアンタがここに居るのよ!」
(*ФωФ)「会いたかったのであるー」ギュッギュー
ξ;゚⊿゚)ξ「くっつくんじゃねぇ!!!後本名で呼ぶな!!」
( <●><●>)「杉浦さんとは知り合いで?」
ξ;゚⊿゚)ξ「うんそう…って室内でコート着てる!」
( <●><●>)「ツッコミそっちですか」
ξ;゚⊿゚)ξσ ( -∀-)zzz
「なんか死んでる人が居る!」
从 ゚∀从「それはただ寝てるだけです」
ξ;゚⊿゚)ξ「男子高校生も居る!」
从;゚∀从「そりゃ学校だから居るわ!」
ξ;゚⊿゚)ξ「なんかボーリング玉も居るしなんなのよここ!」キシャー
从;゚∀从「こっちから見たらアンタがなんだよ!」
(;-_-) (ハイン君の敬語が取れていくなぁ…)
213
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:48:09 ID:5GnbPD/20
( つ∀-)「なんかうるさいんだけど…」ゴシゴシ
(-_-)「あ…やっとアサピー起きた…」
ξ;゚⊿゚)ξそ「ぽぎゃん!死体が起きた!」
(#・∀・)「誰が死体じゃクオラァ!!ぶち殺すぞ!!」
o川;゚ー゚)oそビクッ
ξ;゚⊿゚)ξそ「きゃいん!」
(;-_-)「え、こっわっ!寝起きのアサピーこっわっ!」
( <●><●>)「修学旅行で同じ部屋になりたくない人No,1ですね」
(;-_-)「全くだよ!」
214
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:51:54 ID:5GnbPD/20
(#-∀-)。゚「寝起き早々死体って…」
( -∀-)。゚
( -∀-)。゚「ぬー…」
(;∵)ノシ「おーい…」
( -∀-)。゚「…君は誰だい?」
(;∵)「人体模型のビコーズと申しますが…?」
( -∀-)。゚「人力機関車のトーマス?」
(;∵)「いえ…機関車でもトーマスでもなくビコーズですが…」
( -∀-)。゚「札幌味噌ラーメン?」
(;∵)「完璧寝ぼけてらっしゃる!」
从;゚∀从「寝ぼけてあんな暴言吐きまくったんですか!?」
215
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:53:34 ID:5GnbPD/20
ξ;゚⊿゚)ξブルブル
( <●><●>)「完全にメリーさん怯えてますけど」
('、`*川「そりゃそうよぉ。女の子なんだから」
('、`*川「よしよし怖かったわね。おいで」
ξ;⊿;)ξ「うわーん!」ギュッ
('、`*川「よしよしお姉さんの胸でいっぱいお泣き」
ξ;⊿;)ξ「グスッ…うう…」
('、`*川「いい子いい子」
ξ;⊿;)ξ「キョニュウコロス…」
そ('、`*川
216
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:55:02 ID:5GnbPD/20
:o川;*゚ー゚)o:「ふ、ふん!あんなのでビビるなんてメリーもおこちゃまね!」ガタガタガタガタ
( ФωФ)「めちゃくちゃ震えてるのであるが…」
:o川;*゚ー゚)o:「はぁー?違うし。小刻みにスクワットしてるだけだし」
(;ФωФ)そ「そうなのであるか…」ゴクリ
o川;゚ー゚)o(信じた!)
217
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:56:23 ID:5GnbPD/20
―――
―――――
( <●><●>)「それで…お二人はどういった関係で?」
ξ#゚⊿゚)ξ「ストーカーなのよコイツ!」
ξ#゚⊿゚)ξ「毎日毎日電話かけてくるし!手紙は送ってくるし!ターゲットを尾行してる時に後ろに居るし!」
(;ФωФ)「それは…ツンが心配だから…」
ξ#゚⊿゚)ξ「余計なお世話!」
(;ФωФ)「ぐぬぅ…」
('、`*川「杉ちゃんアンタ…」
o川*゚ー゚)o「引くわ…」
( ∵)「ちょっとこれは…」
(;ФωФ)「女性陣の視線が痛い!」
( <●><●>)「その前にビコーズさんは女性じゃないですよね」
ξ#゚⊿゚)ξ「…たっく前の所有者には捨てられるわ!呼ばれて出てきたと思ったら返り討ちにされるわ!ストーカー猫目が居るわで最悪よ!」
( <●><●>)「安心してください、ここに呼ばれた都市伝説は必ず返り討ちに遭うか何らかの被害を受けます」
ξ;゚⊿゚)ξ「安心できるか!」
218
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:57:38 ID:5GnbPD/20
ξ#゚⊿゚)ξプンスコプン
(;ФωФ)オロオロ
( -∀・)”ウトウト
从;゚∀从そ(また寝ようとしてる!)
(;-_-)「で、…えっと」
(;-_-)「メリーさんもといツンさんは杉浦さんのこと許してあげないんでしょうか?」
ξ#゚⊿゚)ξ「ストーカー被害受けて許せるわけ無いでしょ」
(;ФωФ)
219
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:58:39 ID:5GnbPD/20
(;ФωФ)「た、確かに我輩のやったことはちょっとやりすぎたのである…」
('、`*川「ちょっとじゃないでしょ」
(; ω )「やりすぎました…」
( <●><●>) (同業者の女性っょぃ)
(;ФωФ)「だ、だけど!」
(;ФωФ)「ツンの悲しみは我輩もよくわかってるのである!」
ξ゚-゚)ξ「…なにそれ?同情のつもり?」
(#ФωФ)「違う!」
220
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 02:02:25 ID:5GnbPD/20
(#ФωФ)「馬鹿!皆に愛されていた人形が『汚い』と罵られ捨てられたお前を見て悲しいと思わぬ奴が居るか!」
ξ゚⊿゚)ξσスッ ( -∀-)zzz
(#ФωФ)「……そいつを除いて!!」
o川*゚ー゚)o(また寝てんのかよコイツ)
(#ФωФ)「ああもうめんどくさい!!単刀直入言うぞ!!」
ξ#゚⊿゚)ξ「おうなんだ!!」
(#ФωФ)「我輩はなぁ!!」
ξ#゚⊿゚)ξ「痔なの!?」
(#ФωФ)「違うと言っておるだろうに!この年中ネグリジェ娘が!」
ξ#゚⊿゚)ξ「じゃあ何よ!?イボ痔!?」
(#ФωФ)「痔から離れろおおおおおおおおおお!!」
221
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 02:04:58 ID:5GnbPD/20
(#ФωФ)「我輩は!!」
(#ФωФ)ノシ「お前の事が、好きで、ストーカーしてんの!!分からぬか!?」バシバシ
ξ゚⊿゚)ξ「は…」
ξ;*゚⊿゚)ξ「ハァ!?」
ξ;*゚⊿゚)ξ「ちょ…え…」
ξ;*゚⊿゚)ξ「な、何言ってるの最高に意味わからないんだけど!!」
ξ;*゚⊿゚)ξ「好きって!好きって!ちょっと!」
('、`;*川「…実際はなんだと思ってたの?」
ξ;*゚⊿゚)ξ「私の仕事を邪魔する嫌がらせのストーカーかと…」
('、`;*川「えぇ…」
222
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 02:07:06 ID:5GnbPD/20
ξ;*゚⊿゚)ξ「大体す、好きとか…人前で言うんじゃないわよ馬鹿!」
(#ФωФ)「すきですーあいらぶゆーツンー」
ξ;*゚⊿゚)ξ「ぬううううううう……」
ξ;* ⊿ )ξ「もう!もう!」
ξ;* ⊿ )ξ「アンタなんか!…アンタなんかぁ!!」
223
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 02:10:04 ID:5GnbPD/20
ξ;*>⊿<)ξ「こうしてやるんだから!!」ギュッ
(;ФωФ)そ
(;ФωФ)「ツ、ツン!?」
ξ;*-⊿-)ξ「…さっきのお返し。勘違いしないでよね、許したわけじゃないし。アンタのこと殺してやりたいぐらいなんだから」
(*;ФωФ)「う、うむ」ドドドド
ξ;-⊿-)ξ「…心臓うるさい」
(-_-)「ふぅ…一件落着かな?」
(-_-)「ちょっと僕達はお邪魔になっちゃうけど」
(-@∀@)「恋愛というものはよく分からないね」
そ(-_-;)「さっきまで寝てた癖に何復活してるんだ!」
(#-@∀@)「るせぇ!科学部は告白の名所でもモンスターハウスでもねぇわ!」
(;-_-)「寝ぼけてても起きてても通常運転じゃんお前!!」
224
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 02:13:13 ID:5GnbPD/20
(*∵)「無事仲直りできてよかったですねー!」キャッキャッ
( ;ω;)ブワッ
( ;ω;)「ほ”ん”と”に”た”の”ん”でよ”がっだあ”あ”」
(;-_-)「僕は何もしてませんよ…泣きすぎてにゃんちゅうみたいな声になってるし」
(*∵)「いやはやめでたいですねー!」
('、`*川「全く、いいもの見せてもらったわ」
(*∵)「ハグ魔だった怪人アンサー様がハグされるとは!」
ξ゚⊿゚)ξ「…は?」
(*∵)「まさか名前を呼ぶだけでハグされるなんて…」テレテレ
ξ゚⊿゚)ξ
ξ#゚⊿゚)ξ「お前…他の女の子に…」
(;ФωФ)そ「誤解である!ていうかそいつ女じゃないし!」
225
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 02:14:59 ID:5GnbPD/20
ξ#゚⊿゚)ξ「浮気者があああああああああああ!!」バックドロップッ
(; ω )そ「なんで!?」ガツンッ
从;゚∀从「あーあー…」
おわり
226
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 02:16:28 ID:UsjIjlew0
とりあえず壁殴っといた
乙
227
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 02:18:18 ID:5GnbPD/20
六話投下終了。
>>196
でのワカッテマスのセリフ
フェアリータイム×
フェアリータイプ○ です
228
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 03:29:03 ID:alEeERew0
乙
229
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 11:20:14 ID:0VwcWxOo0
乙乙。メリーさん可愛い
怪人なんとかは爆ぜるといい
230
:
名も無きAAのようです
:2016/01/26(火) 20:15:19 ID:R.l5MZa20
面白い
ヒッキーとかショボンとか着メロが懐メロで吹く
231
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:08:10 ID:sJl84Xpw0
( ´_ゝ`)「おい、弟者」
(´<_` )
( ´_ゝ`)「おいってば」
(´<_` )「なんだ」
( ´_ゝ`)「暇だ」
(´<_` )「知らん」
( ´_ゝ`)「冷たい奴め…石みたいにガチガチの表情筋しやがって…」
(´<_` )「表情一つも変えれないのはお前も一緒だろ」
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第七体目:狛犬
232
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:09:08 ID:sJl84Xpw0
( ´_ゝ`)「しっかしなんでこんな暇なんだ」
(´<_` )「逆に聞くが俺達に忙しい日なんてあるのか」
( ´_ゝ`)
(´<_` )
( ´_ゝ`)「ないな」
(´<_` )「そうだな」
233
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:10:34 ID:sJl84Xpw0
(´<_` )「まぁ平和でいいんじゃないか?」
( ´_ゝ`)「そのセリフ言ったのこれで何回目なんだ弟者」
(´<_` )「ざっと346回」
( ´_ゝ`)「数えてたのかよ。暇人め」
(´<_` )「お前が言える立場じゃないぞ兄者」
( ´_ゝ`)「………」
(´<_` )「………」
( ´_ゝ`)「ねぇ!この会話の続かなさどうにかならないのか!?」
(´<_` )「もう50年以上はお前と居るんだぞ。ネタも尽きるわ」
( ´_ゝ`)「時代はどんどん進んで行くんだから新しい話題とかあるだろうに!」
(´<_` )「新しいと言えば最近AIBOというロボットが流行ってだな…」
( ´_ゝ`)「お前の最近は十年単位なのか」
234
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:11:42 ID:sJl84Xpw0
( ´_ゝ`)「あーあ。この神社も人気があれば人が集まるだろうに」
(´<_` )「せいぜい人が集まるのは正月くらいだからな」
(´<_` )「かと言って人が集まっても俺達の暇は解消されないだろ」
( ´_ゝ`)「そうだけどさあ…あぁ、月夜が恋しい」
(´<_` )「安心しろ兄者。ウェザーニュースによると今夜は晴れだ。月も出る」
( ´_ゝ`)「どうしよう吽形が知らぬ間に超現代的になってる」
(´<_` )「何を言ってるんだ阿形。時代は進むものなんだぞ」
( ´_ゝ`)「さっきまでAIBOとかほざいてた奴が何言ってるんだ」
235
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:12:53 ID:sJl84Xpw0
( ´_ゝ`)「しかし人気が欲しい。ご近所にある神社レベルで終わりたくない」
(´<_` )「今更人気を出すと言ってもな…俺達はただの狛犬なんだぞ」
( ´_ゝ`)「もんげー!とか言ったら人気出ないかな…」
(´<_` )「出ねぇよ。現実見ろ」
( ´_ゝ`)「狛犬が会話してる時点で現実味なんてないんだぞ弟者」
(´<_` )「盲点だった」
( ´_ゝ`)
(´<_` )
236
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:13:57 ID:sJl84Xpw0
( ´_ゝ`)「ほらまた会話途切れたー!お前の返事があっさり薄味なんだよ!」
(´<_` )「すまぬ」
( ´_ゝ`)「こうなったらしりとりしようぜ!りんご!」
(´<_` )「ごはん」
( ´_ゝ`)
(´<_` )
( ´_ゝ`)「俺が人間だったらお前のこと叩き割ってやるからな」
(´<_` )「無表情なだけに恐怖を感じるぜマイ阿形」
237
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:15:11 ID:sJl84Xpw0
( ´_ゝ`)「もう吽形は使い物にならん。人こーい!人こーい!」
(´<_`。 )「そんな言葉を言われたのは生まれてこの方初めてだ。非常に哀しくなってきた、どうしよう泣きそうだ」ジョバジョバジョバ
( ´_ゝ`)「ラフメーカじょうだーんじゃない…ってどうなってるんだその原理」
(´<_`。 )「えーんえーん阿形のせいで出るはずのない涙が止まらないよーえーんえーん」ジョバジョバジョバ
( ´_ゝ`)「無表情でそんなこと言われてもな…今お前血の涙を流すマリア像より怖いぞ」
(´<_` )「むしろ血の涙を流すマリア像にkwsk」ピタッ
( ´_ゝ`)「涙止まってるじゃねぇか」
238
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:16:17 ID:sJl84Xpw0
(((|゚ノ ^∀^)キョロキョロ
( ´_ゝ`)「そんなこんなで話してたらホントに人来た」
(´<_` )「マジカルゥ〜」
( ´_ゝ`)「ふむ。最近の娘は金髪が多いのか。この前来た娘も金髪だったし」
(´<_` )「あれは人間サイズで自立歩行するフランス人形だったろ」
( ´_ゝ`)「そんなものが歩き回ってるうちの近所やべぇな」
239
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:17:43 ID:sJl84Xpw0
|゚ノ;^∀^)キョロキョロ
|゚ノ;^∀^)シャガミシャガミ
( ´_ゝ`)「何か探し物をしてるらしいぞ弟者」
(´<_` )「俺達が動けたら手助けをしたいところだが石像だからな。…見た感じ10代の娘か」
( ´_ゝ`)「パンツみえ…みえ…くそっ!スパッツか…」
(´<_` )「話聞けよ変態」
240
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:19:24 ID:sJl84Xpw0
|゚ノ;^∀^)「むぅ…近所を探し回ってみたけど猫はなかなか見つかりませんね…」
( ´_ゝ`)「猫だって弟者」
(´<_` )「猫か…一時期は溜まり場になっていたな」
|゚ノ ^∀^)「できれば黒猫がいいのですけど…」
( ´_ゝ`)「黒猫だって弟者」
(´<_` )「俺はどちらかというと三毛猫が好きだな」
|゚ノ ^∀^)「それで人懐っこくて金色の目で…」
( ´_ゝ`)「人懐っこくて金色の目だって弟者」
(´<_` )「だんだんハードル上がってきてるな」
241
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:21:03 ID:sJl84Xpw0
|゚ノ ^∀^)「ねぇ!そこのお方!近所にいい猫スポットはありませんの?」
( ´_ゝ`)
(´<_` )
(´<_` )「…もしかしなくとも俺達に話しかけてる?」
|゚ノ ^∀^)「むしろここには貴方達しか居ませんが」
( ´_ゝ`)「いやそうだけどさぁ…普通色々と疑問に持つところあるでしょ」
|゚ノ ^∀^)「…だって貴方達ガーゴイルでしょ?」
(´<_` )「ガーゴイルってなんだ阿形」
( ´_ゝ`)「外国の雨どいみたいな役割を持つ石像らしいぞ吽形」
(´<_` )「なるほど。してそのガーゴイルとやらはかっこいいのか?」
( ´_ゝ`)「大体醜い怪物の姿をしているな」
(´<_` )
( ´_ゝ`)
|゚ノ;^∀^) (何か悪いことでも言ったのかしら…?)
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