レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
ζ(゚ー゚*ζ想像力豊かなようです
-
巣の上でひたすら獲物を待ってじっとしている蜘蛛、せっせと働く蟻、水を気持ち良さそうに泳ぐ魚、人を見つけるとすぐに隠れる蜥蜴、楽しそうに集まって木の実を食べる小鳥達.....彼らは何を思って生きているのだろうか?ただ本能に従って生きているのだろうか?だとしたら数百年も生きることができるというゾウガメはその何百年の間、何も考えることなくただ生きるという本能のためだけに長すぎる時を過ごしているのだろうか?それとも実は巣の上でひたすら獲物を待っている蜘蛛も「暇やわ、獲物全然おらへんわ」とか考えているのかもしれない。『人間以外の生き物達は何を思って生きているのか?』この問いは人には解明できないことなのかもしれない。
そんな問いに挑む少女がここに2人いた....。
-
ミセ*゚ー゚)リ「ねぇねぇデレちゃん」
ζ(゚ー゚*ζ「なーに?」
問いかけたのがミセリちゃん、答えたのがデレちゃん。2人は揃って赤のランドセルに白い体操服.....典型的な田舎の小学生だ。
ミセ*゚ー゚)リ「あの蛙さん達....悲しそうにゲコゲコ言ってるね」
ζ(゚ー゚*ζ「言ってるね」
ミセ*゚ー゚)リ「何で悲しそうなんだろうね」
ζ(゚ー゚*ζ「それはね....」
-
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
小さな小さな蛙の町....田んぼ町の蛙さんはいつも仲良し
ζ(゚ー゚蛙*ζ「ミセリちゃん!今日も田んぼは泥々で気持ちいいね」
ミセ*蛙゚ー゚)リ 「そうだねー」
ζ(゚ー゚蛙*ζペタペタ
ミセ*蛙゚ー゚)リ ペタペタ
ζ(゚ー゚蛙*ζ「あ、蝿だよ」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「どっちが先に捕まえられるか勝負しよう」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「いいよ、それー!」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「ていやー」
-
ζ(゚ー゚蛙*ζ「結局逃げられちゃったねー」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「あーあー」
ξ蛙゚⊿゚)ξ「デレ!ご飯取ってきたわよー」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「あっママ!」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「ツンおばさんこんにちは」
ξ蛙゚⊿゚)ξ「ミセリちゃんこんにちは」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「パパは?」
ξ蛙゚⊿゚)ξ「お仕事よ」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「パパたいへんだねー」
-
( 蛙´∀`)「ミセリ〜、ご飯モナ」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「お父さん!」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「ミセリちゃんのパパはお仕事無いの?」
ξ蛙゚⊿゚)ξコソコソ「こ、コラ」
( 蛙´∀`)「今失礼な事考えたモナね?」
ξ蛙゚⊿゚)ξ「い、いえそんな事は」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「ママひどーい」
( 蛙´∀`)「私の家は家族の団らんを大事にしてるからだモナ」
ξ蛙゚⊿゚)ξ「そういう事でしたか、すみません」
( 蛙´∀`)「気にして無いモナ。ミセリ〜帰るモナよ」
( 蛙´∀`)「蛙だけに」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「そういうことだからデレちゃん、バイバイ」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「ばいばーい」
ξ蛙゚⊿゚)ξ「さ、デレも帰るわよ」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「はーい」
-
蛙さん達は楽しく楽しく暮らしていました。ところが.....
ζ(゚ー゚蛙*ζ「最近雨降らないねー」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「晴れは好きだけど雨が降らないのは困るねー」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「地面がカチカチになっちゃうよー」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「それはたいへんだねー」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「ママもパパも心配してたよ」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「うちもだよ」
ζ(゚ー゚蛙*ζゲコゲコ「はぁ〜」
ミセ*蛙゚ー゚)リゲコゲコ「はぁ〜」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
-
ζ(゚ー゚*ζ「っていう理由だよ」
ミセ*゚ー゚)リ「そうなんだ!デレちゃんスッゴーイ!」
ζ(゚ー゚*ζ「えへへへ」
/ ,' 3「そこの子達よ」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、荒巻おじいさんおはようございます」
ミセ*゚ー゚)リ「おはようございまーす」
/ ,' 3「いい挨拶じゃが....学校は良いのか?」
ミセ*゚ー゚)リ「あっ」
ζ(゚ー゚*ζ「アサピー先生に怒られちゃう」
ミセ*゚ー゚)リ「荒巻おじいさんさようなら」
ζ(゚ー゚*ζ「さようならー」
/ ,' 3「フォッフォッフォッ気を付けてな」
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板