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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです

9名も無きAAのようです:2015/10/10(土) 05:12:41 ID:cQB6.m2k0


 私達は和室に移動した。
 この和室はハインさんの私室でもある部屋で、広い庭が見渡せる。


从 ゚∀从「よっ、こらせ」

 ハインさんは座布団に腰を下ろし、私にお茶を出してくれた。
 私はそれを無視して自前の午後の紅茶を飲み始めた。


从 ゚∀从「で、またブーンの奴にそそのかされたか」

ξ゚⊿゚)ξ「うん。激化がどうこうって話を聞いたの」

从;゚∀从「……秘密だってんのに、そのまま喋りやがったなアイツ……」

ξ゚⊿゚)ξ「空気がドンができるんでしょ? やってくれる?」

从 ゚∀从「やらん。頼み方が気に入らん」

ξ゚⊿゚)ξ「できないじゃなくて?」

从 ゚∀从「そうだ。あんまりやると気付かれるからな」

ξ゚⊿゚)ξ「……何に?」

从 ゚∀从「昔の仲間にだ。まあいい、秘密だけど話してやるよ」

ξ゚⊿゚)ξ「ゴクリ……」



ξ゚⊿゚)ξ(この家の人、誰も秘密を持てないんだなぁ)

 その後、私は呆気なく一時代の真実を聞いてしまった。
 ハインさんの生い立ちや、色々なアレを大体知ってしまった。
 正直その日の夕方には大体忘れたが、とにかく私はなにかすごいことを聞いてしまったのだ。

 そして私は家に帰った。そして寝た。一日が終わった。

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