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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
879
:
名も無きAAのようです
:2020/10/04(日) 22:51:44 ID:BRHqwzuo0
ξ; ⊿゚)ξ「……」
(メ._⊿)「……大丈夫か?」
咄嗟にゼノグラシア・ウサたんモードを召喚し、私はぺたんと座り込んで体勢を維持した。
もはや傷を見返す必要もない。私は三月兎の背後に隠れ、彼に命令を下した。
ξ;゚⊿゚)ξ「……私達は今、どこで何と戦ってる?」
(メ._⊿)「……王座の九人、ギコとの戦いを終えた。
そして今は闇討ちを仕掛けられ、キミは足を撃ち抜かれた」
この一瞬、どの判断が遅れても私は確実に命を落としていた。
最悪の敵――そうだ、これが敵なのだ。
これに比べればギコとの戦いはまさに王道だった。
ξ;゚⊿゚)ξ(……いや、そんな奴だから囮にされたのね……)
ξ; ⊿゚)ξ
――という、私ではない私の思考が脳を埋める。
気持ち悪い感覚だった。乖離している、私自身のなにかが乖離している。
私は今、私自身がどこで何をしているのか理解できなかった。
これはどこのシーンで、どこの描写で、どこのルートの物語なのか?
私は思い出せなかった。それこそが物語の終末だった。
.
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