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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
771
:
名も無きAAのようです
:2016/09/29(木) 09:49:47 ID:vYPVAwrg0
ξ゚⊿゚)ξ「……ありがとう。それだわ」
振り返り、差し出されていた一冊を受け取る。
声の主は薄っすらと微笑んだまま、私の目を見つめてきた。
「これを選ぶとは中々渋い女子高生ですね。
知識として蓄えてはいても、実際手に取る人は少ないでしょうに」
セーターの校章を見るに、彼女は一年生の女子生徒だった。
膝丈スカートに黒タイツという格好は、我が校の流行的にはかなり硬派な服装である。
すっと佇む肢体にはまだ大きな起伏は見当たらないが、彼女の少女らしからぬ雰囲気があればそこらの男を誑かすのも容易だろう。
髪は明るい茶色のサイドテール。メガネ有り。顔付きは意外と幼い。萌え袖完備。
服装自体が合法とはいえ、彼女の見た目は他人の下心を煽る要素でしっかり武装されていた。
「ははは、そんな長ったらしく見ないで下さい。貴重な語彙力を割くほどの見た目はしていませんよ」
ξ゚⊿゚)ξ「……ああ、ごめんなさい。なんというか、目立つから」
「それもよく言われます。すみません、寒いのが苦手でして」
彼女は自分の見た目を見直しながら謙遜する。
ξ゚⊿゚)ξ「渡辺ちゃん、これ借りてくね」
从'ー'从「うん! 手続きしとくね〜」 スタコラ
('A`)
ξ゚⊿゚)ξ「……ドクオも行って」
('A`)「……分かりました」
ドクオは未練たらしく私を睨んだが、言う事を聞いて渋々渡辺ちゃんについていった。
既に魔族特有の脳内会話で彼女が始末屋の人間だとは伝えてあるので、とりあえず問題はないだろう。
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