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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
549
:
名も無きAAのようです
:2016/04/17(日) 07:24:15 ID:voff0Dl60
私はぐっと腰を落とし、腕を構えて目先を見据えた。
走り出すタイミングは適当。心の中でカウントダウンを開始する。
ξ゚⊿゚)ξ「いち……に、さんッ」
心の中で言うつもりが口に出ていた辺りは愛嬌。
とにかく、走り出した私はさっさとトップスピードに入ることにした。
――肉体が風を切る。
体表の熱は瞬く間に吹き飛び、空気の塊をかき分けて進む感覚がどんどん強くなっていく。
たなびく赤マフラーが騒がしくバタバタと音を立てている。
さすがに音を置き去りにはできないのでここら辺で加速を止める。というかこれが限界。
これで助走は十分。路地の突き当たりも見えてきた。
あとは適当にホップステップジャンプで空中に出るだけだ。
ξ゚⊿゚)ξ「よっ――」
歩幅を大きく広げて軽く跳躍。ふわっ、と体が浮く感覚。
ξ゚⊿゚)ξ「ほっ――」
着地と同時に地面を蹴る。跳躍は高度を増し、滞空は数秒に渡った。
ξ#゚⊿゚)ξ「せえ……」
次で飛ぶ。
タイミングを計り、私は最後の跳躍に向けて両足にぐっと力を込めた。
.
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