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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです

488名も無きAAのようです:2016/04/01(金) 17:50:09 ID:GnBXv.tI0



 渋澤は歩調を乱さず歩き続ける。
 彼はその最中に周囲の音を聞き分け、追手の数を推測した。

 敵数、およそ三人。
 その三人が立てる極僅かな音は散り散りで、後方と左方の森に隠れているようだった。

 _、_
( ,_ノ` )「……帰った方が身のためだろうに……」

 突風が森を駆け抜ける。
 瞬間、渋澤は刀を抜いて身を翻した。


    
∠ ̄\
  |/゚U゚| 「覚悟ッッ!!」

 身を翻すと、その視界に二人の男が飛び込んできた。
 忍装束を纏う彼らは忍者であり、その手には武器としてのクナイを構えている。
 彼らは真っ直ぐな戦意を渋澤に向けていた。

 話す間も無く、忍者の一人が渋澤に切りかかった。
 渋澤はそれを後退して避けると、迷いなく忍者の顔に拳を打ち込んだ。

 この一撃で忍者は狼狽し、一瞬の隙を露にした。
 渋澤はその隙を見逃さず、刀を振って忍者の胴に刃を走らせた。

.


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