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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです

393名も無きAAのようです:2016/03/05(土) 07:09:39 ID:/Ny0Anw.0


 他愛ない会話が大体二十分くらい続くと、私達はVIP高校に到着していた。
 部活動やらなんやらがどうこうしているのを横目に、私達はさっさと校舎内に足を踏み入れる。

 下駄箱の前で靴を履き替えていると、ドクオが改まって話し始めた。

('A`)「そういやツン、お前また襲撃されたんだってな」

ξ゚⊿゚)ξ「昨日のこと? べつに大丈夫だったわよ」

('A`)「まあそうだろうけどさ、とりあえず貞子さんには見てもらっとけよな。
    盗聴器とかはお前じゃ見落とすだろ」

ξ゚⊿゚)ξ「それも昨日の内にやった。心配しすぎよ」

( ^ω^)「ツンはアホだから仕方ないお!」

('A`)「お前がつえーのは分かるが、油断してたらバッサリやられんだからな……」

 ドクオは鬱々とした表情と口振りで、嫌味ったらしく呟く。

ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ、アンタまだ護衛外されたの気にしてるの?」

( 'A`)「……そんなんじゃねえよ」

 私とドクオの出会いは小学生の頃だった。
 最初は主人とその護衛という関係だったが、私は成長と共にどんどん強くなってしまい、
 中学に入る頃にはドクオは特に必要のない存在になってしまったのだ。

 本当ならその時点でドクオはお役御免。
 魔界に帰らされる筈だったが、そこは私の発言力でなんとかしている――という話は、彼には秘密だ。
 しかし、そのせいでドクオの性格がちょっと暗くなってしまったのは少し罪悪感がある。

ξ゚⊿゚)ξ(まあ元々暗いから、ぜんぜん罪悪感ないけどね!)

( 'A`)「おら、二人ともどうせ宿題やってねえんだろ。
    写したいんなら急ごうぜ。時間ねえぞ」

(; ^ω^)「おッ!? 宿題!?」

ξ;゚⊿゚)ξ「あったの!?」

(;'A`)「そっからかよ……」

.


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