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( ^ω^)達はアインクラッドを生きるようです。
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教会の中に入った五人は、ドクオに案内させて奥の部屋に入った。
長机が七つほどあり、それぞれに椅子が四つずつついているその部屋は、
中規模なグループが会合をするにはちょうど良いくらいの広さだったが、
今は五人しかいない。
(ツン)「あんたねー。何考えてるのよ!
人には何度も何度も身長体型を変えるなとか言っておいて!」
黒髪の美女が、座って肩を竦めている美丈夫に詰め寄る。
絵になる光景だ。
(ドクオ)「お、おれはテストの時からこの姿で、
こっちではこの姿の方がなれてるからいいんだよ」
最初は声を張っていた美丈夫……ドクオだったが、
美女に睨まれるという現実では経験したことのないシチュエーションと、
中身がよく知っている『ツン』であるという現実に、
いつもよりおどおどとしていた。
(ショボン)「そういえば、最初の頃のレポートではよく転んだって書いてたよね。
そういう事だったのか」
(ドクオ)「そうなんだよ!
最初は歩くこともままならくってさ。
腕のリーチも違うから剣を振るタイミングとか距離感とか慣れるまで大変でさ!」
少し離れた場所に座った美青年……ショボンが、
相変わらず右手を振りながら会話に参加した。
分かってはいるが、ウインドウを自分しか見えない不可視モードにしているため、
その右手を振る動作が少しおかしい。
(ツン)「他のゲームでもそうだっていうんだから、
普段の身体サイズでやればいいでしょうが!」
(ドクオ)「そ、そそ、それは……さ……」
(ツン)「なによ」
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