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川д゚川 糞ったれBAR NEETのようです
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代理
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>>935修正
( ―∀―)「あーとにかく時間確認しないと落ち着かないよね。携帯携帯っと……」ガサゴソガサゴソペチッ
( ―∀―)「……」
( ・∀・)「……ペチッ?」
(;・∀・)「……」
≡(・∀・;))「……っ!?」クルッ
リハ*ーーーリ「……ん……Zzz……」
( ・∀・)「」
( ・∀・)「」
( ;∀;)「きゃ―――――――――――――――っ!?」
.
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<キャーーー!!
川д゚川「あぁ? モララー起きたみたいだわなぁ?」
li イ*゚ヮ゚ノl|「あらあら。あんなに良い悲鳴(こえ)上げはるなんて、ほんま可愛いらしいなぁ」
川;д川「そりゃねえ? 起きたら自分が全裸でぇ、おまけに隣にゃ全裸の美少年がいたらぁ? 自分が何やらかしたか不安になって焦るわなぁ?」
li イ*^ -^ノl|「ちょっとした悪戯どす。モララーはんったら直ぐに潰れはるしなぁ? この位のてんごは、ねぇ?」クスリ
川д川「……一応モララーには同情しといてやるかぁ。あっ、カンパリ久々に飲むと美味ぇわぁ」ゴクゴク
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【CLOSE】
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おつ
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おしまいける。
次回がこの板では最後かな?
『アル中野郎とアイラモルト』
『京姉妹と和風リキュール』
ストーリーの関係でこのどっちか。
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乙乙、安定のモララー
京……姉妹……!?
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乙。意外と早い時間だったからびっくりした
アイラモルトが知りたいけど京姉妹も読みたいぜ
でもやっぱり恐姉妹もとい京姉妹でお願いします
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乙乙!夢が色々とひどいwww
京姉妹が読みたいな
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本日深夜0時に
『京姉妹と和風リキュール』
を投下。(酔いつぶれなかったら)
適当京都弁に注意
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はやいないいね待ってる
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【京料理 みやこ屋】
li イ ゚ -゚ノl|「ふぅ。おばんざいなんて久々に頂きましたわ。なんや味が薄くてかなわんわぁ」
i!iiリ゚ ー゚ノル「……」
li イ ゚ -゚ノl|「こっちのお料理は味がしっかりついてて美味しおす。花瓶はんも良かったらお店を紹介しますえ?」
i!iiリ゚ ー゚ノル「……姉さん」
li イ ー -゚ノl|「あぁ。花瓶はんにとっては薄味の方がええんやろか? 最近は実家の方で頂いたお料理の味なんて、とんと忘れてしもうてな?」
i!iiリ#゚ ー゚ノル「姉さん!!」
li イ ゚ -゚ノl|「……」
i!iiリー ヮーノル「いきなり御呼びだでした事は申し訳ないとは思っています。ですがもう良いのではないでしょうか?」
li イ ゚ -゚ノl|「あら? なんの事かしら?」
i!iiリー 、ーノル「家に、戻って来てください」ペコリ
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li イ ゚ -゚ノl|「……」
i!iiリ゚ ー゚ノル「家は。堂々流は、『堂々苺娘』を必要としているんです。こんな子供じみた家出なんて諦めて京に戻ってli イ ゚ -゚ノl|「嫌どす」
i!iiリ#゚Д゚ノル「姉さん!!」
li イー -゚ノl|「家出やなんて、けったいな言い方やなぁ? そもそもウチに絶縁状を叩き付けて来たんは『堂々クックル』はんどすえ?」
i!iiリ#゚ ー゚ノル「実のお父様に向かって何ですかその他人行儀な呼び方は!!」
li イ ゚ -゚ノl|「行儀も何も、もうウチは堂々家とは何の関係もあらしまへん。お役所さんに行ってしっかり名前も変えはりましたし?」
i!iiリ゚ ー゚ノル「『小雪苺娘』。よりによって庭で飼っていた虫けらの名前を新しい姓にするなんて……」
li イ ー -゚ノl|「虫けらなんて、嫌やわぁ。そんな風に言わんといてえな、悲しおす。蜘蛛はん達はみぃんなウチの大事な娘はんや、なあ? 粉雪ちゃん?」
((※))カサカサ
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i!iiリ;゚ ー゚ノルそ「ひっ!? 袖の中から蜘蛛!? そんなとこに潜ませるなんて何を考えているんですか!?」
li イ*ー -゚ノl|「あら? 大事な娘はんを置いて行ける訳無いやないの。花瓶はんも粉雪ちゃんと御挨拶せななぁ?」スッ
i!iiリ; ー;ノル「ひい!? 私に近付けないで下さい!!」
li イ ゚ヮ゚ノl|「ほ〜らほ〜ら」スッスッ
i!iiリ;Д;ノル「いっ、嫌っ!! かっ、堪忍しとくれやぁ!!」
li イ*´ヮ`ノl|(あら可愛いらしい泣き顔)
ガラッ……
( ゚¥゚)「お客様。随分と騒がしいようですが何か……?」
ピョン!
i!iiリ;゚ ー゚ノル「あ」
li イ ゚ -゚ノl|「あら?」
( ゚¥゚)「へ?」
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※
( ゚¥゚)←蜘蛛on the head
ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
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…………………………………
……………………………
……………………
……………
………
…
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i!iiリ#゚ ー゚ノル「姉さんのせいで追い出されてしまったではありませんか!!」
li イ#゚ -゚ノl|「なんや心の狭い店やなぁ? 蜘蛛はんがちぃと跳ね回っただけやのに、あんなに騒ぎはるなんてなぁ?」
i!iiリ#゚ ー゚ノル「あれが普通の料亭としての対応です!! せっかくゆっくり話が出来るようにと個室を取っておいたのに」
li イ ゚ -゚ノl|「どないしましょかいなあ? そろそろ花瓶はんは京に往にまっさ?」
i!iiリ#゚Д゚ノル「何を馬鹿な事を!! まだ話は終わっていませんよ!!」
li イ;ー -゚ノl|「はぁ……。ほんに花瓶はんは、かたいじなお人やなぁ。ならしゃあ無いな」携帯ピッポッパ
i!iiリ゚ ー゚ノル「どこかにアテでも? 煙に撒いても私は話がつくまで帰るつもりはありませんよ?」
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li イ ー -゚ノl|「よぉ分かっとりやす。……あぁ、どうもお久しゅうな? 今からお邪魔してもええかしら?」
li イ ゚ヮ゚ノl|「せやね。1時間とちょっとかしら……ほんま? おおきにな、ほな今からお伺いしますわ、ミルナはん」ピッ
i!iiリ゚ ー゚ノル「……何処に行くつもりですか?」
li イ*ー -゚ノl|「んふふ、せやなぁ? 言うてみれば……」
li イ*´ヮ`ノl|「粋(すい)なお兄はんがやっとる、ハイカラなBARどす」
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【糞ったれBAR NEETのようです】
【OPEN】
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【ミルナ宅】
i!iiリ゚ ー゚ノル「さて、話をしましょう」
li イ ゚ -゚ノl|「花瓶はん? せっかくこないな素敵なお店に来はったのに、いけずな……」
川;д川「いや……店じゃ無えんだがぁ」
i!iiリ゚ ー゚ノル「いいえ。姉さんのペースに合わせていたら1月経っても話がまとまりません。今日という今日は私ばかりも本気ですので」
li イ;ー -ーノl|「はぁ……融通の聞かんあかんたれやなぁ。堪忍な、ミルナはん?」
川;д川「あぁもういいやぁ。別に今日は誰も来ないから構わねぇんだけどよぉ? そいつは誰なんだぁ?」
li イ;ー -゚ノl|「ウチの妹の花瓶はんいいます。まあ、京の方に住んどるんやけどね? わざわざこっちの方まで来いひんでも……」
i!iiリ゚ ー゚ノル「『花瓶』と申します。姉さん、この話は内密にしたいと予め言った筈ですが?」
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li イ ー -゚ノl|「ミルナはんやったら大丈夫やさかい、とっとと済ませて欲しいわあ。ウチかて、花瓶はんの事は好いとぅよ? せやかて、なぁ?」
i!iiリ゚ ー゚ノル「……」
川;д川「なぁんか嫌な雰囲気だなぁ、おい。とりあえず何か飲めばぁ?」
li イ ゚ヮ゚ノl|「あら、おおきになミルナはん。ウチはいつものを。花瓶はんにも同じものを宜しゅう」
川д川「へいへい」
i!iiリ゚ ー゚ノル「悠長に酒など飲む気分では無いのですが」
li イ ー -ーノl|「あかんたれ。ミルナはんのご好意にケチつけたらあきまへん。ほんに融通の聞かんお子はんやなぁ」
i!iiリ#゚ ー゚ノル「……私を子供扱いしないで下さい!!」
li イ ゚ヮ゚ノl|「あら? そないに皺寄せたらあきまへんえ? せっかくの花瓶はんの可愛いらしい顔が台無しやさかい」
i!iiリ#゚ ー゚ノル「誰のせいで……っ」ギリッ
川д川「はいはいぃ、空気を読まずに俺登場なぁ。いつものどうぞっとぉ」
li イ ´ヮ`ノl|「あら? おおきにな」
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【ヘルメス・グリーンティー・リキュール】
日本原産のリキュールとしての代表格。
それがこのヘルメス・グリーンティー・リキュールだ。
アルコール度数は25%。
リキュールの文化がそもそも海外から入ってきた物なので、日本原産のリキュールというのは難しい。
名前通りに玉露を原料とした、日本の茶の美味さを凝縮した逸品である。
ちなみに外国人観光客向けにアペリティフとして提供している観光宿もあるとか。
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i!iiリ゚ ー゚ノル「……これは、抹茶、ですか?」
川д゚川「まぁ原料は似たようなもんかぁ? 『グリーンティーリキュール』だしぃ?」
i!iiリ゚ ー゚ノル「茶の……酒、ですか」
li イ ーヮ゚ノl|「ミルナはんはな? ウチがここにお邪魔する度にリキュールをご馳走してくれてなぁ?」
川д川「グリーンティーリキュールに抹茶粉を加えてお湯で割っただけだがなぁ? グラスだと見た目が悪ぃから苺娘から貰った茶碗に入れてんだぁ」
li イ ゚ -゚ノl|「あら? 今日は金粉まで。ええんどすか?」
川д川「いやぁ、酒に見た目は重要だしなぁ。まぁ俺はノンビリとネトゲでもやってっから酒が欲しくなったら声かけなぁ」
li イ ゚ヮ゚ノl|「おおきに」
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i!iiリ゚ ー゚ノル「……頂きます」スッ
i!iiリ*゚ ー゚ノル「あ、甘い。美味しい」
li イ ーヮ゚ノl|「花瓶はんは、ちぃさい頃から甘いもん好きやったさかい、このリキュールも気に入ったんとちゃいます?」
i!iiリ゚ ー゚ノル「……コホン。話を戻しましょう」
li イ;ー -゚ノl|「はぁ、いけずなこと言わんといてや。ウチは逃げも隠れもしまへん。せやからせっかくのリキュールくらい味わったらどうえ?」
i!iiリー ー゚ノル「……濃厚な甘味に混じり、口内に花開くように薫る緑茶の芳香。とても美味です」
i!iiリ゚ ー゚ノル「この茶碗、上に散らされた金粉。これらが味だけでなく見た目まで一級品の酒として纏めあげています。飲む芸術、見る芸術とでも」チビチビ
li イ ゚ヮ゚ノl|「流石は花瓶はんやなぁ。お上手だこと」
i!iiリ゚ ー゚ノル「……嫌味でしょうか?」
li イ ´ヮ`ノl|「あら? そう聞こえはったんなら謝りますえ?」クスクス
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i!iiリ゚ ー゚ノル「……」
li イ ゚ -゚ノl|「……」
i!iiリ゚ ー゚ノル「……堂々流は、もう長くはありません」
li イ ゚ -゚ノl|「……」
i!iiリ゚ ー゚ノル「そもそも活け花の需要が無くなって来ていますからね。今やどこを見てもフラワーアレンジメントだ何だと、安くてハイカラなものがありふれています」
i!iiリ゚ ー゚ノル「私達のように江戸から受け継ぐ伝統を守ってきた、花に生きる者達からしたら、あまり面白いものではありません」
i!iiリ;゚ ー゚ノル「ですが、それが時代の流れというものです。弟子の数は年々と減って行き、展覧会やら仕事の以来も徐々に……」
li イ ー -゚ノl|「まあ、そらそうやろうなぁ」
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i!iiリ゚ ー゚ノル「確かに、絶縁を切り出したのはお父様の方です。しかし今こちらに帰って来て来れるのなら全て取り消し。近い内に家元の座を姉さんに譲るそうです」
li イ ー -゚ノl|「ふぅん」
i!iiリ゚ ー゚ノル「姉さんにとっても悪い話では無い筈です。関東に越して、どんな生活をしているかは定かではありませんが」
i!iiリ゚ ー゚ノル「京に戻って頂ければ堂々家、家元を名乗れる。それがどういう意味であるかは、賢い姉さんに説明する必要も無いでしょう?」
li イ ゚ -゚ノl|「ま、せやな。流石に堂々は古い家やさかい、色んなとこに縁があるみたいやしなぁ?」チビチビ
i!iiリ゚ ー゚ノル「えぇ。大きな声では言えませんが政治団体、某宗教団体とも繋がりが。もっとも、それは堂々家が今までのように力を保てればの話ですが」
li イ ゚ -゚ノl|「……」チビチビ カラン
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i!iiリ゚ ー゚ノル「はっきりと言います。姉さんは天才です。活け花の、華道の道を極める者としての才に溢れた、天才なのです」
i!iiリ゚ ー゚ノル「2年前。姉さんの最初で最後の作品『蜘蛛の華』」
i!iiリ゚ ー゚ノル「未だにあの作品の影響は、花を志すものの中で残っています」
li イ ー -゚ノl|「まあ、古臭いもんが嫌いなウチの活けた花やさかい。若い人からは受けがええんでっしゃろ」チビチビ カラン
i!iiリ゚ ー゚ノル「それだけではありません。あれは、堂々家の中でも類を見ない、完成された花の道。まさに……」
i!iiリ゚ ー゚ノル「活け花の、完成形。完璧な芸術なのです」
li イ ゚ -゚ノl|「……」
li イ ー -ーノl|「……ふぅ。ミルナはん、桜リキュールを頂けます?」
川д゚川「ん? 飲み方はぁ?」
li イ ゚ -゚ノl|「まんまるとした、お月さんのような氷を1つ」
川д川「あいよぉ」
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【ジャポネ・桜】
ジャポネ社は一風変わった和風リキュールを数多く販売している会社だが、その中でもまさに看板商品と言うべきリキュールがこの『桜・リキュール』だ。
アルコール度数は22%。
サントリーから販売されているこの和風リキュールは小田原の「八重桜」の花と、伊豆の「大島桜」の葉を漬け込んだ日本オリジナルのリキュールだ。
桜餅を思わせる独特の甘みと、その酸味は、冬の終わりや春の訪れの時期に相応しい1本。
カクテルの材料や、ロックで楽しんで頂きたい。
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li イ*゚ヮ゚ノl|「甘く、それでいて仄かな塩気。爽やかな桜の花がウチの中で咲き誇るようやなぁ」
i!iiリ゚ ー゚ノル「……」
li イ ーヮーノl|「花瓶はん。京に戻る話やけどなぁ?」
i!iiリ;゚ ー゚ノル「……っ!!」
li イ ゚ -゚ノl|「例え明日、家が滅びたとしても。例え、ウチが一文無しの根なし草になっとしても……」
li イ ^ -^ノl|「絶対に戻る気はあらしまへん」ニコリ
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i!iiリ#゚ ー゚ノル「姉さん!!」ガタッ
li イ*ー -ーノl|「ウチが天才? ふふっ何をそんなあかんたれな事を。そないな事なぁ……」
li イ ^ -^ノl|「ウチ自身が一番分かっております」ニコリ
i!iiリ#゚ ー゚ノル「なら、なぜその力を家のために捧げないのです!! 姉さん、あなたはそれでも堂々家の長女ですか!?」
li イ ー ヮ゚ノl|「さてなぁ? ウチはしっかり縁切られてしもたからなぁ? 誰の娘でもあらしまへんえ?」
i!iiリ;゚ ー゚ノル「……っ!!」
li イ ー -゚ノl|「それになぁ? 花瓶はん。お家やお家やとしつこいくらい言うてはりますけど、よう考えてみいや?」
li イ ーヮーノl|「散々にいびりにいびって絶縁状を叩き付けた娘一人。そんなチンケな女に頼らんと潰れてしまうような家やったら……」
li イ ^ -^ノl|「さっさと消えた方が世の為とちゃいますやろか?」ニコリ
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i!iiリ#゚Д゚ノル「苺姉っ!!」バンッ!
li イ*゚ -゚ノl|「あら……そう呼ばれるのも随分と懐かしいなぁ。何年前の話やろか?」
i!iiリ#゚ ー゚ノル「アホんだらや……あんたは……あんたはほんまのあかんたれや!!」
li イ ー -゚ノl|「……さて、なあ?」
i!iiリ#゚Д゚ノル「ウチがっ……父様が!! どんな思いであんたみたいな、色狂いのあかんたれに頭下げとると思うとるんや!!」
i!iiリ#゚Д゚ノル「いつだってそうや!! ふらふらと遊び回って! 気色悪い蜘蛛を飼い慣らして、堂々の家に泥ぬるような事ばっかしよった癖して!!」
i!iiリ#゚Д゚ノル「ウチら本家が水に流してやろうと下手に出おったら頭に乗って!! それでもウチの姉貴のつもりかっ!?」
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li イ ゚ -゚ノl|「……」
li イ ー -゚ノl|「……」
li イ ー -ーノl|「……ふぅ」
li イ ゚ -゚ノl|「あぁ、そや。花瓶はん、そろそろ」
i!iiリ#゚ ー゚ノル「はい!?」
li イ ^ -^ノl|「ぶぶ漬けでも、どないどす?」
i!iiリ゚ ー゚ノル「」ブチッ
.
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ガチャ カランカラーン
(* ・∀・)「ミルナ―今日はいい事がi!iiリ#゚Д゚ノル「苺姉のあかんたれがあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」」
(;―∀・)そ「うるさっ!? えっ何かデジャブ!?」
≡≡≡i!iiリ#;Д;ノル「うわあああああん覚えときやああああああぁぁぁぁ!!」ダダタダダッシュ!
(;・Д(#)「ぶべらっ!?」ガスッ!
ガチャッ カランカラン
「うわあああぁぁぁぁん……」
li イ ^ -^ノl|「あら。モララーはんが花瓶はんに轢かれてもうたわ」クスクス
川д川「まあモララーなら大丈夫だろぉ、慣れてるしぃ?」
(; ∀ )「し……死ぬ……」ピクピク
.
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li イ ゚ -゚ノl|「……」
川д川「……」
li イ ー -ーノl|「……ミルナはん、今宵は、ウチにゆるりと付き合って頂けません?」
川д川「構わねえぜぇ? 次は何を飲むんだぁ?」
li イ ー -゚ノl|「そやねぇ……梅酒でも頂きましょか? あります?」
川д川「フランス産ので良かったらあるぜぇ? 味はまぁ、日本のより華やかってくらいかぁ?」
li イ ゚ヮ゚ノl|「ハイカラやねぇ。ウォッカでも足して、ほんの少し強くして頂けます?」
川д川「はいよぉ」ガチャ トクトク
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【プルシア】
梅酒と言えば日本産だがなんとフランス産の梅リキュールがあるのをご存知だろうか?
お洒落なボトルに包まれたプラムリキュール。
それが『プルシア』だ。
アルコール度数は15°。
フランス産の酒に共通する事だが、味わいが非常にシャープで爽やか。
香り強く、華やかである。
梅酒は基本的に女性向けという考えがある日本だが、たまの変わり種でデートなどで格好つけて1ショットいかがだろうか?
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フランスの梅リキュールあるのか
梅酒は甘すぎて苦手な俺でも飲めるかな
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li イ*゚ -゚ノl|「……ふぅ」ゴクゴク
li イ*´ヮ`ノl|「美味しおすなぁ」
川;д川「そりゃ良かったぁ。つうかスピリタス入れたから結構強い筈なんだが大丈夫かぁ?」
li イ*^ -^ノl|「丁度いい案配どす。ミルナはんはお酒作るのがほんに上手やなぁ、モララーはんの次くらいになぁ?」
川д川「ケッ。いつかあのヘッポコも追い抜いてやらぁよぉ」
li イ*ー -ーノl|「……」チビチビ
川д川「……」
li イ ー -゚ノl|「……ミルナはん?」
川д゚川「あぁん?」
-
li イ ゚ -゚ノl|「ウチのこと、聞きまへんの?」
川д川「……聞いて欲しいのかぁ?」
li イ ー -ーノl|「さあ、なぁ。聞かれたら、まあお話はするつもりどす。ミルナはんには色々と世話かけてるさかい」チビチビ
川д川「……訳ありはお前だけじゃねぇよぉ。話したくなったらその内話しやがれぇ」
li イ ー -ーノl|「……おおきに」
川д川「がぁ、前から聞きてぇこともあったしぃ、1つだけ聞くわぁ」
li イ ゚ -゚ノl|「あら、何かしら?」
川д川「……」
li イ ゚ -゚ノl|「……」
川д゚川「お前ぇ、モララーの事は本気かぁ?」
li イ ゚ -゚ノl|「……」
.
-
川д川「あれは馬鹿でヘッポコだぁ。誰よりもヘタレだし誰よりも空気読めねぇし誰よりもトンチンカンでぇ」
川д川「誰よりも純粋なぁ、俺の親友なんだよぉ」
li イ ー -ーノl|「……」チビチビ
川д川「お前ぇは悪い奴じゃねぇ。何度も飲んでる俺の勘でしか無ぇがぁ、そこは確信してるぅ」
川д川「だが喰わせ者だぁ。腹に何を孕んでるか分かったもんじゃねぇからなぁ。今日の妹との会話を聞いてて確信したけどよぉ」
川д川「もし、モララーとの関係が遊びならよぉ」
川д゚川「あいつの前から消えてやってくれぇ。それが、あいつの為になるからなぁ」
.
-
li イ ゚ -゚ノl|「……」
川д川「……」
li イ ー -゚ノl|「……ミルナはん。袖振り合うも多生の縁。って知ってはる?」
川д゚川「?? あぁ」
li イ ゚ -゚ノl|「あれな? 『多生』の縁って書くんやね? ウチは最近まで『多少』の縁って意味かと、長いこと誤解してはったんやけどな?」
li イ ー -ーノl|「……」
川д川「……」
li イ ー -゚ノl|「……モララーはんとの縁は」
li イ;*ーヮーノl|「最初は可愛いらしいお子はんとの遊びのつもりやったんやけどなぁ……」
.
-
川д川「……ふぅん」
li イ*ー -ーノl|「……」
川∀川「いつの間にかぁ、切っても切れない縁になりましたぁ。ってかぁ?」
li イ*ー -゚ノl|「そやなぁ。ウチも年とったさかい。なんや偉く情が深なってしもうたのかもなぁ。告げ口なんて堪忍な? 恥ずかしゅうてたまらんわぁ」
川∀川「ケッケッケッ、言いやしねぇよぉ。他人の恋路に口だす程に俺は腐っちゃいねぇからよぉ」
li イ*ーヮーノl|「……おおきに」チビチビ
川д川「まっ、アレだわなぁ。もし苺娘が抱えてる事を話す気になったその時はよぉ?」
川д゚川「そこでぶっ倒れているぅ、ヘッポコ天才バーテンダーに真っ先に教えてやれやぁ」
(;―∀―)「……うぅ〜ん……」
li イ ´ヮ`ノl|「……ふふっ。そやなぁ」
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li イ ゚ -゚ノl|「ミルナはん」
川д川「あぁん?」
li イ ^ -^ノl|「……おおきに」
川д川「ケッ。くどいっつうのぉ」
li イ ー -ーノl|(今はまだゴチャゴチャしとるさかい。上手い事、説明できへんけど……)
li イ*ーヮーノl|(ウチの話。いつかはしっかり聞いておくれな? モララーはん……?)
(;―∀―)「うぅん……苺娘さん……もう寸止めは勘弁です……うぅ……」
.
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【CLOSE】
.
-
おしまいける。
次回は次のスレで……
『アル中野郎とアイラモルト』
『ジョジョヲタと紅茶リキュール』
『百合カップルとジンベースカクテル』
『面白黒人とフルーツカクテル』
『男子会とバーボン其ノ3』
『守銭奴女とラム其ノ2』
『大魔王とラム其ノ2』
『シュールなあの娘と変わったカクテル』
のどれか。
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ネタがたくさんあって羨ましい
乙
-
乙ー
プルシアって梅酒に近いのか……。
今調べたら姉妹品に金柑のリキュールもあるんだね、マスカットの方は見たことあるけどこれは初めて知った。
次は2板で立てる?
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プルシア出してるとこはマスカットが美味い。
キンカンは気になったけど、飲んだことないや。
ちなみにプルシアはさっぱりした後味だけど梅酒だから甘いの嫌いな人には向いてないかも。
とりあえずは2板で立てるつもりだから、余った部分は作中のツッコミとか酒の質問とかあればどうぞ。
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まんまる氷製造機
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気になってたんだがモララーの閉じた目ってダッシュ記号よりハイフンの方がいい気がする( http://i.imgur.com/h71BWvu.png←こう見える)
理由あってのダッシュならすまぬ
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>>983うわっ指摘とんくす。
次回からそうします、
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2板にて新スレを立てました。
今後ともよろしくお願いいたします。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/16305/1455578709/l30
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何故に2板なんだ?
兎も角乙です
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上限だからだろ
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砂糖だか胡椒だかが管理スレに降臨してくれんことにはどうしようもねえわな
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一応予告な? ファイナル板に今夜か明日投下
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体は大丈夫か(´・ω・`)
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リハ*゚ー゚リ「やあ、お酒好きのみなさん、こんにちは」
リハ*ーー゚リ「【糞ったれBAR NEETのようです】の中でも特に美しく人気の高いキャラ……」
リハ*゚ー゚リ+「そう、この美しいアイシスこそが、清水アイシスです!!」ドヤァ
リハ*゚ー゚リ「……」
リハ*゚ー゚リ「……」
リハ*゚ー゚リ「……まぁ?」
リハ*゚ー゚リ「皆様ご存じの通り、この美しいアイシスの美しさはあらゆるブーン系のキャラでも一際引き立っている訳ですし?」
リハ*゚ー゚リ+「この美しいアイシスの活躍を皆さんが期待しているのは分かっているのですがね!」ドヤァ
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リハ*゚ー゚リ「……」
リハ*゚ー゚リ「……」
リハ*゚ー゚リ「……さて」
リハ*゚ー゚リ「今回わざわざ皆様の前で演説させて頂く理由はただ1つです」
リハ*ーーーリ「それは、ある重大告知をさせて頂くからです」
リハ*゚ー゚リ「そう……この美しいアイシスが主役のお話が」
リハ*゚ー゚リ「そう、この美しいアイシスが主役の!!」
リハ*゚ー゚リ「美しいアイシスか主役の話が!!」
リハ*゚ー゚リ「美しいアイシスが主役の、美しい話が!!」
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リハ*゚ー゚リ+「ファイナル板にて不定期連載することが決定しました!!」ドヤァ
リハ*゚ー゚リ「……」
リハ*゚ー゚リ「……」
リハ;*゚ー゚リ「……えぇと」
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リハ*゚ー゚リ「……不定期連載する事は決定したのだけど、いくつか注意事項をこの場で説明しようと思います」
リハ*ーー゚リ「こほん……」
リハ*゚ー゚リ「1つ。【糞ったれBAR NEETのようです】と違いお酒がメインの話ではありません」
リハ*゚ー゚リ「1つ。こんなほのぼのとしたお酒話のサイドストーリーでありながら、割かしエッチなシーンが多々あります」
リハ*゚ー゚リ「1つ。下らないお話の割には地の文がわりかし入ります」
リハ*゚ー゚リ「以上」
-
リハ*゚ー゚リ「……」
リハ*゚ー゚リ「……」
リハ*゚ー゚リ「…まぁ? この美しいアイシスが主役な訳でありますし?」
リハ*゚ー゚リ「美しいアイシスの美貌のせいで、ついつい理性を狂わされ、R18のラインを越えてしまうお話が作られてしまい?」
リハ*゚ー゚リ+「それに影響されて興奮してしまう人間がいても仕方ないんですけどね!」ドヤァ
リハ*゚ー゚リ「……」
リハ*゚ー゚リ「……」
リハ;*゚ー゚リ(ツッコミが居ないと寂しいな。ペニさんかモララー、もしくはミルナが居ればいいのに)
-
リハ;*ーー゚リ「……ん、んん!!」
リハ*゚ー゚リ「まあ!! と、言うわけで!?」
リハ*゚ー゚リ「【糞ったれBAR NEETのようです】外伝」
リハ*゚ー゚リ「【美しいアイシスの美しい日々のようです】は近日公開です!!」
リハ*ーー゚リ「さあ! この美しいアイシスの美貌に平伏しながら投下を今か今かと待つといい!!」
リハ*^ヮ^リ「 アーハッハッハッハッ!! アーハッハッハッハッハッハッハッ!!」
リハ*^ヮ^リ「アーハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ……」
リハ*^ヮ^リ「……」
リハ*^ヮ^リ「……」
リハ;*ーД゚リ「ペニさーん! そろそろツッコんでよー!! いくら美しいアイシスでも一人じゃしんどいよー!!」
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【美しいアイシスの美しい日々のようです】
ファイナル板にて近日公開予定。
なおこの作品はエロ作品になります。以下の要素を含みます。
おねショタ、逆レイプ、逆アナル、痴女、女装ホモ、ご都合主義
予めご了承下さい
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あ、あと全然関係無いけど0時に紅に投下します
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興奮しました、美しいアイシスのファンやめます
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まってるぜー
|
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