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( ・∀・)たちは「」を謳歌するようです
712
:
名も無きAAのようです
:2015/12/14(月) 23:19:46 ID:oEpnqNs60
( ФωФ)「だが、まだまだ吾輩には勝てんな」
しかし、ここで反撃に出た内藤は最大の誤算をしていた。
チンジャブは本来柔術の応用技。そして柔術の一派である合気道にも同じような技がある。
それはつまり、杉浦の畑に自ら飛び込んだことを指している。
( ^ω^)「あっ……」
チンジャブは急激に動きを止めた杉浦の真横をすり抜け、引手の手首を掴まれた。
その瞬間、内藤は自らその場で両膝を地面に突く。
彼を生れて初めての感覚が襲う。それがどんな感情なのか、理解するまでに一瞬遅れた。
彼は、何故自分が両膝を突いたのか? それが理解できなかったのだ。
生まれて初めて自分自身に起こったことを理解できなかった。それは彼の中に大きな混乱を生み出す。
同時にたった一つだけ理解したことがある。これも天才・内藤が人生で初めて実感した感覚。
――それは「この男には絶対に勝てない」という厳然たる事実だ。
両膝を突いた内藤へ、杉浦の三連突きが額、鼻っ柱、顎先にクリーンヒットする。
更に前蹴りが鳩尾に入り、強烈な嘔吐感に襲われた。
それと同時進行で掴まれた肘を捻られて、極まる前に逃れようとすると、その動きを利用されて背後に回られる。
最初に掛けられたのはプロレスでいうリストロック。合気道でいう三教。手首をひねることで肘極める技だった。
そこから背後に回ってハンマーロック。逮捕術でよくみられる背後で肩と肘を極める技を仕掛けられる。
それを受け、内藤はあっけなく肩を地面に押し付けられて身動きを封じられてしまった。
内藤が激しくタップするとモララーがそれを止めに入る。
勝敗はあっけなく決まった。圧倒的過ぎるその強さに、流石の天才もなす術がなかったのである。
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