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▼・ェ・▼その男、所詮、『犬』のようです。

612 ◆DDAJclyWXI:2015/10/08(木) 23:09:26 ID:T9UmXfFg0
ビロードがショボーンの帰りを涙目になりながら待っていたその日の夜。
人々が酒に酔い、騒ぎだし、辺りが喧騒に包まれるソウサクシティの夜。


爪;A;)「お願い! お願いよ……!」


夜からまるで滲み出るようにして、沈黙が支配していた薄暗い路地裏で、一人の不幸な女が前触れもなく襲い掛かった理不尽な恐怖と対峙し、うわずった声で許しを請うていた。


爪;A;)「助けて……許して……」


顔つきから考えるに、年はまだ10代か20代前半。
ワンピースタイプのシャツドレスから長めのピンヒールまでパステルイエローで綺麗に統一した、やけに派手な格好をした小柄な黒人娼婦だった。
そんな彼女は今、頭から血を流しながら路地裏の壁にほとんど倒れかかる状態で寄りかかり、涙ながらに目の前の『ソレ』に命乞いをしていた。


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