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Ammo→Re!!のようです

956名も無きAAのようです:2018/12/29(土) 09:23:05 ID:P5VaBOs60
ζ(゚ー゚*ζ「……あらあら」

裏口から入ってきたデレシアは、ブーンを抱きしめているヒートを見て思わず頬が緩むのを禁じ得なかった。
どうやら、二人の仲が更に親密なものになったようだ。
ヒートの手に小さな花束があることからある程度の推測をし、特に何かを言う事はしない。
どれだけ強くても、人間は完璧に強く在り続けることはできないのだ。

二人分のヘルメットを手に、デレシアは二人の様子を少し見守ることにした。
焦る旅ではない。
目的などあってないような旅なのだ。
ならば今は、二人の成長を見守ることに時間を割いても何ら問題はない。

仮にこの場にティンバーランドの人間が攻め入って来ても、デレシア一人でも対処できる。

ノハ;゚⊿゚)「おっ?!」

(<:: ´ω::>)「おっ?」

ζ(^ー^*ζ

ようやくヒートがデレシアの存在に気付いたのか、ブーンと共に奇声を発した。
ブーンは最初から気付いており、ヒートの声に驚いた様だ。
二人分のヘルメットを掲げ、デレシアは笑顔を浮かべる。

ζ(゚ー^*ζ「そろそろ行きましょうか。
      準備はいい?」

ノパ⊿゚)「あぁ、あたしはOKだ」

(<:: ´ω::>)「だいじょうぶですおー」

ζ(゚ー゚*ζ「ヒートちゃんにお花をあげたの?」

(<:: ´ω::>)「はいですお」

これまでの旅を通じ、ブーンが花をプレゼントという考えを自ずと導いたとは考えにくい。
となれば、第三者の助力があったと考えるのが自然だ。

ζ(^ー^*ζ「いいセンスね。
       お花屋さんが選んでくれたのかしら」

(<:: ´ω::>)「おー、そうですお」

ζ(゚ー゚*ζ「ちょっとお礼を言ってくるから、二人とも先にディちゃんのところにいてちょうだい。
      ブーンちゃん、ヒートちゃんのお手伝いをお願いするわね」

(<:: ´ω::>)゛

ブーンは頷いて、ヒートと共に店の裏口から外に出ていった。
残ったデレシアは店先に向かい、二人の女店主に声をかける。


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