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Ammo→Re!!のようです
952
:
名も無きAAのようです
:2018/12/29(土) 09:17:54 ID:P5VaBOs60
しかし、トラギコにとっては内藤財団の情報よりもデレシアに関する情報の方が欲しかった。
人間離れした強さを持ち、旅をする謎の多い女。
トラギコがオセアンで担当することになった事件の主犯と睨んでいる人物だが、あまりにも謎が多すぎ、その正体を推測する事すら出来ないでいる。
(*゚∀゚)「……ジュスティアの歴史を紐解けば、必ずその名前に突き当たる。
一部の人間だけが知る女の名前だ」
(=゚д゚)「ほぅ」
(*゚∀゚)「問題なのは、デレシアという女が数千年前の歴史に名を残してるという点だ。
その女の正体如何で、捜査が変わってくる」
人の名前など、いくらでも被るものだ。
数千年どころか数億年前の人間と同じ名前があったとしても、何一つ不思議はない。
同一人物でもない限り、気にする必要はない。
そう言うべきなのに、トラギコは何も言えなかった。
――デレシアと云う旅人について、トラギコは何一つとして正しい情報を知らないのだから。
(*゚∀゚)「もしもその女を見つけたら、参考人として連れてこい。
もしくは近くの警官に引き渡すんだ」
(=゚д゚)「見つけたらな」
(*゚∀゚)「そうしてくれ。
さて、次の話だ。
ティンカーベルでの一件、詳細を聞こうじゃないか」
実際、トラギコにとって今回の報告の中で最もやりにくいであろうと推測していたのが、ティンカーベルでの事件だった。
ショボン・パドローネ、ジョルジュ・マグナーニそして脱獄犯。
あまりにも多くの情報がありすぎるだけでなく、彼を困らせているのはすでに内通者の影を見つけてしまっていることだった。
どこから話せばいいのか、そう考えたトラギコはまずショボンの事から報告を始めることにした。
(=゚д゚)「まずはオアシズ、そこから話をしなきゃならねぇラギ」
今日はいつにも増して長く、そして充実した一日になりそうだった。
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編集・録音・テキストエフェクトデザイン【ID:KrI9Lnn70】
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警察本部の前に、一台の大型バイクが駐車されていた。
三つ目のライトは猛禽類の眼のように鋭く、車体を覆うカウルは、空気力学は勿論、航空力学をも参考に設計された物だ。
このバイクは世界に現存する僅か三十台の内の一台で、最も状態がよく、現役で走っている唯一の車輌だった。
その価値を知る人間は少ないが、その堂々とした佇まいは道行く人間の目をくぎ付けにした。
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