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Ammo→Re!!のようです
947
:
名も無きAAのようです
:2018/12/29(土) 09:08:20 ID:P5VaBOs60
長官室にある応接用のソファには、予期していた通り、海軍大将のゲイツ・ブームが座っていた。
木製のローテーブルの上にはクリップで止められた何の資料が置かれていた。
ツーは己の席から優雅に立ち上がり、ローテーブルの傍に立った。
(=゚д゚)「何だ、俺の昇進についての話ラギか?」
(*゚∀゚)「相変わらずだな、トラギコ。
お前の昇進は警官である以上、有り得ないということを忘れたか」
(=゚д゚)「別に、昇進なんて興味ねぇラギよ。
相変わらず冗談の分からねぇ人ラギね」
(*゚∀゚)「冗談など、仕事にはいらないからな」
串刺し判事、そう呼ばれていたツーは自他共に認める堅物であり、冗談は全く通じない。
関わったほとんどの事件の被疑者を死刑、もしくは求刑された最高の罰を与え、時にはそれを越えさえもした。
電気椅子、ガス室、絞首刑の場にも率先して足を運び、スイッチを押した。
彼女は仕事と全てを割り切り、犯罪者たちの命を合法的に奪ってきた。
トラギコとはある意味で真逆の存在ではあったが、確かに、警察官としての理想像を一般人が思い描くとしたら彼女のようなものになるだろう。
不退転の意志を持ち、悪と断定した物に対しては一切の容赦をかけない姿。
正義の化身を演じる、正義の集団の長。
どこかのネジが外れていなければ、その座に座る事は決して敵わない。
覚えている限り、彼女は昔から全く変わっていない。
生まれてからそうなのか、それともある時期からなのか知らないが、友人に欲しくない人間なのは間違いない。
| ^o^ |「それより、説明を。 何故 私の部隊が 壊滅しかけたのか」
チック症の影響で、ブームの言葉が途切れ途切れに紡がれる。
だが彼が苛立ち、そして焦っているのがよく分かる。
彼の前に置かれている資料はかなり読み込まれていることが見て取れた。
(=゚д゚)「壊滅じゃねぇ、全滅ラギ」
| ^o^ |「何?」
(=゚д゚)「全滅、って言ったラギ。
確かな情報筋で、あんたの部隊がオアシズ到着前に入れ替わってる事が分かっているラギ」
(*゚∀゚)「どこの情報だ?」
(=゚д゚)「まぁ待てよ。 まずは座らせてもらうラギよ」
許可の言葉よりも先にブームの正面に座り、トラギコは溜息を吐いた。
柔らかい、良いソファだった。
それからツーを見て、嫌味をたっぷり効かせた言葉を送る。
(=゚д゚)「コーヒー」
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