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Ammo→Re!!のようです

896名も無きAAのようです:2017/12/04(月) 21:29:53 ID:v4yXdykE0
<_プー゚)フ

円卓十二騎士の二人だ。
トラギコがオアシズに寄っている間にここに来たのだろう。
そして、彼らが受けている使命はデレシアの捕獲。
今のトラギコとは相反する目的を有している。

二人の前で停車させ、トラギコは窓を開けて身を乗り出した。

(=゚д゚)「よう」

車から降りずに、トラギコはそう声をかける。
二人の騎士は強化外骨格のコンテナを背負い、鋭い眼光をトラギコに向けている。

(´・_・`)「ジュスティアに行くのか」

ショーン・コネリの問いに、トラギコは皮肉たっぷりな笑顔を浮かべた。

(=゚д゚)「まぁな。 呼ばれちまったからよ」

(´・_・`)「話によれば車は一台だけだが?」

(=゚д゚)「予定は変わるものラギ」

しばしの沈黙。
海風がトラギコの顔を殴るように吹き付ける。
ショーンが一歩踏み出し――

(´・_・`)「そうだな。
    それなら仕方ない」

――そして、トラギコに道を譲った。

(=゚д゚)「……いいのかよ」

(´・_・`)「俺達が受けた指令は、デレシアを捕まえろ、だ。
    本部から帰還命令の出ている人間の足止めをしろ、ではない」

(=゚д゚)「わりぃな」

<_プー゚)フ『借りは、これで返したぞ』

(=゚д゚)「へっ、律儀な奴ラギ」

別れの言葉はそれで十分だった。
彼らは彼らの仕事がある。
トラギコはジュスティアに向かい、オアシズで起こった事件の真相を語る。
騎士たちはジュスティアの街に巣食う寄生虫の動きを見張るため。

二台の車が走り出す。


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