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Ammo→Re!!のようです

892名も無きAAのようです:2017/12/04(月) 21:24:01 ID:v4yXdykE0
(=゚д゚)「……何かしてくるはずだと思って調べたんだが、見逃しがあったってことラギ?」

彼ほどの警戒心があっても、知識が無ければあの棺桶はただの棺桶にしか見えない。
正しい知識を持っている人間は専門家の中にも数えるほどしかいない事だろう。
何より、専門の道具を用意しなければ発見は不可能なのだ。

ζ(゚ー゚*ζ「そう簡単に気付けないだけよ。
      あの棺桶自体が爆弾なの」

ブーンに視線で車に乗るよう促す。
大人が困る姿は見せたくない。
素直に頷き、ブーンはヒートが待つSUVに乗り込んだ。

(;=゚д゚)「マジか……」

オアシズでは爆弾解体の経験があると言っていたトラギコは、己の見逃しに頭を抱えた。
彼の警戒は間違っていなかったし、手段も恐らくは正しかったはずだ。
気にすることなど何もないだろうに、責任感の強さは流石警察官と言うべきか。

ζ(゚ー゚*ζ「気に病む必要はないわ。
      それより、そろそろ出発するから運転手を連れて来てもらえるかしら?」

(=゚д゚)「あぁ、分かったラギ。
    ……だけどその前に、もう一度確認するラギ。
    俺はお前らをジュスティアまで連れて行く。
    お前は俺が殺されないようにジュスティアまで付いてくる。

    到着するまでの間の関係ってことで良いラギね?」

ζ(゚ー゚*ζ「ふふ、用心深いのね。
      貴方のお願いを叶えてあげたでしょ?
      その最後の仕上げは、刑事さん、貴方の手でしないとね」

無表情のまま、トラギコは溜息を吐いた。
この男は物事の優先順位を考え、的確に立ち回れる人間だ。
デレシアを追っているという立場を忘れ、力を貸すことで得られる利益の大きさを理解している。

(=゚д゚)「分かってるラギ。 言っただろ、確認だって」

そう言い残し、トラギコはアサピーを迎えに行った。
実に優秀な警官だが、いつかその優秀さが仇となって命を失わなければいいのだがと、デレシアは静かに思った。

ζ(゚ー゚*ζ「……ロウガ、聞いていたわね?」

物音ひとつさせずに、黒いジャケットを隙なく着込んだロウガ・ウォルフスキンが物陰から姿を現す。
黒いつば広帽の下で、深紅の瞳が怪しげに輝く。

リi、゚ー ゚イ`!「はい」


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