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Ammo→Re!!のようです
877
:
名も無きAAのようです
:2017/12/04(月) 20:49:27 ID:v4yXdykE0
空いている方の手でカラマロスがデレシアに反撃を試みたが、それを見逃す程デレシアは耄碌していない。
この期に及んで反撃をする神経については軽蔑するが、根性については祖父譲りだ。
カラマロスの右手を拳銃ごと握り潰し、激痛によって攻撃を強制的に中断させた。
更に喉も締めあげることで、悲鳴は蚊の鳴く様な小さなものしか生まれなかった。
ζ(゚、゚*ζ「話しているのは私よ?
勝手に遮らないでくれるかしら?」
(; ・ω・)「かっ……ひゅ……!!」
ζ(゚、゚*ζ「クール・オロラ・レッドウィングはどこ?」
共に旅をするヒート・オロラ・レッドウィングの母であり、彼女が殺し屋になった原因を作った人物。
父と弟を爆殺されたヒートにとって、その女の生存は断じて許せないものだ。
そして女が逃げ遂せることによって、ヒートの苦痛は長引いてしまう。
復讐は本人の手で決着を付けさせるのが何よりの特効薬であり、その機会まで奪うつもりはない。
ただ、デレシアはその女を捕えてヒートの前に連れて行くだけだ。
生殺与奪はヒートに任せ、もしも彼女が何らかの理由でクールを生かすのであれば、デレシアがクールを殺す。
生かしたところでメリットは何一つなく、むしろ殺した方が有益に違いない。
雑草とは小さなものの集まりであり、一つでも見逃すとたちまち増えてしまうものなのだ。
ζ(゚、゚*ζ「あら、首を締めたら喋れないわよね」
窒息死寸前のカラマロスを一時的に開放し、酸素を吸わせてやる。
赤黒くなっていた顔に血の気が戻る。
(; ・ω・)「だ、誰が……!!」
再びデレシアの手が彼の喉を圧迫した。
カラマロスは目玉が飛び出そうなほどに目を見開き、必死にジタバタとあがくが、その攻撃がデレシアに触れることはない。
ζ(゚、゚*ζ「これが最後のチャンスよ。
クール・オロラ・レッドウィングはどこ?」
再び手を離し、カラマロスに酸素を吸わせてやる。
せき込み、涙を流し、虚ろになった瞳でデレシアを見下ろして、カラマロスが口を開いた――
ζ(゚、゚*ζ「……ちっ」
――次の瞬間、デレシアはカラマロスから手を離し、その場から大きく飛び退いた。
直後、化粧室の扉がカラマロスごと爆ぜ、タイルの上に飛び散る。
カラマロスは破片の下敷きとなっているものの、死んではいなかった。
背中に棺桶を背負っていなければ、今頃彼の背骨は地面に転がる扉と同じ末路を辿った事だろう。
川[、:::|::,]『……私に何か用か?』
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