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Ammo→Re!!のようです
872
:
名も無きAAのようです
:2017/12/04(月) 20:38:49 ID:v4yXdykE0
( ><)「……分かったんです。
ヅーさんの遺体を運ぶというのであれば、いいんです」
昨夜、ヅーの遺体はトラギコの一報によってセカンドロックから極めて慎重に運び出され、病院の遺体安置所に連れて来られていた。
トラギコがジョルジュを逮捕して病院に戻ってまず行ったのは、ヅーの体を綺麗にすることだった。
至近距離の爆発によって彼女の体は血塗れで、あちらこちらに鉄片や固まった血がこびりついていた。
それらを全て手で洗い落とし、清め、整え、出来る限り生前に近い状態にまで一人で戻したのだった。
医者たちがその手伝いをすると申し出たが、トラギコはそれを断固として拒否した。
代わりに、肉片と化したデミタスの復元を任せ、ようやく数時間の仮眠を取り、周囲の物音で面倒くさげに起床して軽い食事を摂って今に至る。
(=゚д゚)「言っておくが、余計な見送りは結構ラギ。
目立ちたくないんなら、分かるよな?」
意味もなく車列を形成すれば、必ずマスコミが嗅ぎ付けてくる。
ヅーの死が公になればジュスティアは大恥をかくだけではなく、社会的な信用を失ってしまう。
死を一度隠ぺいした以上、公にする時期を慎重に選ばなければならない。
( ><)「仕方ないんです。 ですが、もしも規定日時に到着しなかった場合、指名手配犯として処理するんです。
これは上層部の許可も得てあるんです」
指名手配犯となれば、世界中にいる警察官がトラギコを見た瞬間に襲い掛かってくる。
それだけではなく、賞金を目当てにした人間にまで狙われる。
そう言った人間と組んできたこともあるトラギコは、指名手配がどれだけ厄介な物かよく分かっていた。
(=゚д゚)「へぇ。 随分と手際がいいラギね。
なら、スモークガラスのワゴン車を用意するラギ」
( ><)「分かったんです」
まるでこうなる事を予期していたかのような迅速な対応に、トラギコは思わず冷笑がこぼれそうになるのをこらえた。
いくら何でも、ベルベットの行動は大げさすぎるのだ。
恐らくはトラギコを殺す計画が頓挫した段階で動き出し、それらしい大義名分を掲げて上層部の許可を得たのだろう。
ベルベットは間違いなく黒だ。
そして、トラギコはもう一人の男がこの事件に関わっている証拠を持っていた。
“鷹の目”の渾名を持つ、ジュスティア最高の狙撃手がカメラマンを撃つ瞬間を収めた写真を――
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〈/_j{_|l^ゞ尖ー=ィ'赱ァ⌒ u :|l /ノ} LVニニニニ
ニニ「ニニニ|l, }'^` `ヽ ̄´ ^'' |lィ´,’ハ}l7^ ァ'<ニ
|ニニニニニ|l∨__、 、 j,' /: }l:.}/ / /`
. Vニニニ|∧´Vニニヘ} } /|/: ノ:/≧s。., /
斗r'^Vニニニニ∧ {(__,ノノ /彡': : : :August 13th AM11:06
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――ジュスティア最高の狙撃手、カラマロス・ロングディスタンスは激昂していた。
彼は作戦を任され、万事上手くいくはずだった。
狙撃の腕はジュスティアでは当然だが、世界一だと自負する程の物。
一キロ先の獲物でさえ仕損じはしない。
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