[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
Ammo→Re!!のようです
857
:
名も無きAAのようです
:2017/12/04(月) 19:49:58 ID:v4yXdykE0
ジュスティア警察の考え方を考慮すれば、間違いなく、事故に見せかけた獄中死が待っている事だろう。
だが彼を逮捕したトラギコ・マウンテンライトは、この先に待っている未来とは違った考え方を持っていた。
ここで殺すのは極めて簡単な選択だ。
そうすれば永久に闇に葬る事が出来るし、妻帯者でないジョルジュが死んだところで真相究明に誰かが動き出すこともない。
しかしそこで話は終わってしまう。
終わってしまえば、そこまでなのだ。
話を終わらせるのであれば誰にでも出来る。
それこそ、素人の屑人間でも、だ。
世界を股にかける巨大な秘密結社の断片であり、手がかりとなる人間を殺すなど言語道断である。
徹底的に尋問し、薬物を使用してでも情報を引き出さなければならない。
多くの街の深部にまで入り込んでいる組織の情報が持つ価値は計り知れず、今後起こる事件を未然に防ぐために役立つかもしれない。
その重要性にジュスティア警察は勿論、街の上層部がどこまで気付き、トラギコに協力するか。
トラギコの言葉だけでは絶対に協力は得られないのは間違いない。
これまでに彼が行ってきた命令違反、規定違反などを考えれば信用はないに等しい。
それでも、完全に孤立無援と言うわけではなく、幸いなことにジュスティア内部に理解者がいた。
社会的信用を持つ人間の理解があれば、トラギコの言葉も上層部の耳に届くはずだ。
島に来ている二人の騎士。
彼らは今、トラギコに協力的な姿勢を見せ、事件解決のために協力まで買って出たのだ。
その発端は、セカンドロックでライダル・ヅーが殺された直後に遡る。
激昂するショーン・コネリに対してトラギコは当たり前のことを告げ、単独で行動しようとしていた。
(=゚д゚)「……なら、俺から一つアドバイスしてやるラギ。
馬鹿なことは考えずに、この後に誰がどう動くのかをよく見ておくんだな。
そうすりゃ、戦うべき相手が見えるはずラギ」
トラギコの歩みを事前に引き留めたのは、ダニー・エクストプラズマンの人工声帯を通じて発せられた声だった。
<_プー゚)フ『……戦うべき相手について知っているんだな?』
(=゚д゚)「あ? あぁ、そりゃあな」
意外な人物からの声かけに、トラギコは思わず足を止めていた。
これがショーン・コネリであれば、黙殺したまま復讐を果たすために歩き続けていた事だろう。
彼との問答で時間を使える程、今、トラギコには余裕がなかった。
<_プー゚)フ『余計な問答をしている時間はない、という前提で話をする。
単刀直入に言う、お前に手を貸す。
だから、俺に手を貸せ』
願ってもない協力の要請だった。
正直、この状況下でこの申し出は非常にありがたい。
(´・_・`)「……悔しいが、俺達には情報が不足している。
お前の力を借りる他ない。
俺もエクストと同じだ」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板