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Ammo→Re!!のようです
839
:
名も無きAAのようです
:2017/10/01(日) 19:47:21 ID:UYTFpBow0
(=゚д゚)「ジョルジュ・マグナーニ。 お前を逮捕するラギ」
_
( -∀-)「……お前にそんなことを言われる日が来るとはな、トラギコ」
トラギコ・マウンテンライト。
どのようにしてこの場所を知ったのかは分からないが、見つけたのがこの男で良かったとジョルジュは思った。
この男であれば、少なくとも、すぐに殺されることはない。
明らかな犯罪者であれば別だが、トラギコは間違いなくジョルジュをジュスティに送るはず。
ティンバーランドの生き証人として利用するつもりなのだろう。
その考えの甘さは昔から変わっていない。
ジョルジュがこうして変わったように、トラギコも変わるべきなのだ。
(=゚д゚)「俺も、あんたにこんな事を言う日が来るなんて思ってなかったラギ。
あんたをどうこうする前に、訊きたいことがあるラギ」
_
( -∀-)「デレシアのことか?」
(=゚д゚)「話が早くて助かるラギ。
あの女、何者ラギ?」
これはチャンスだと、ジョルジュは思った。
意識が無くなる前に、トラギコをこちら側に引き込む種をまいておくべきだと判断した。
_
( -∀-)「……知りたければ、俺に協力しろ。
今のジュスティアであいつを知るのは不可能だ。
俺を突き出すか、それとも、匿うか……
選びな、トラギコ」
トラギコもデレシアにある意味で惹かれているのだ。
彼女の秘密を知ることは、恐らく、世界の何よりも面白いことを知ることに繋がる。
その好奇心。
その知的欲求。
抗えるはずがない。
トラギコはジョルジュと同じなのだ。
同じであるが故に、デレシアに関する情報は喉から手が出るほど欲しい事だろう。
彼ならば同意するはずだ。
そして、ティンバーランドに参加し、デレシアを追うという目的のために世界を変える事にも加わる。
手強い敵が味方になる事を考えると、非常に嬉しい展開だ。
後は、同意の言葉さえ聞ければいい。
ジョルジュと同じ道を進むという、その言葉を。
――か細い意識が黒に染まる直前、ジョルジュが聞いたのは手錠がつけられる無情な音だけだった。
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