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Ammo→Re!!のようです

834名も無きAAのようです:2017/10/01(日) 19:37:15 ID:UYTFpBow0
ジョルジュ・マグナーニとワタナベ・ビルケンシュトックが残っている。
後者は戦力として計算に入れていいものかどうか悩ましいが、前者は間違いなくデレシアに対抗するためのプロフェッショナルだ。
仔細は知らないが、ジョルジュはデレシアの行動を熟知しており、正面から対抗できる数少ない同志。
彼の力があれば、この状況を少しでも変えることは可能。

ζ(゚、゚*ζ「援軍は来ないわよ、少なくともここにはね」

フードを脱ぎ、デレシアが淡々と告げる。
主兵装を失ったショボンは、その言葉を聞くしかなかった。

ζ(゚、゚*ζ「さぁ、男の子らしく困難に立ち向かってみせなさい」

(::[-=-])『何を、何を言っている!!』

ζ(゚、゚*ζ「そのままの意味よ。
      期待している二人は、ここに来れないってことよ」

その言葉の意味を理解したのは、遥か後方から響いて聞こえた巨大な銃声が彼の耳に届いた時だった。

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August 12th PM11:51
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ショボンとデレシアが対峙するのとほぼ同時刻。
ジョルジュ・マグナーニとワタナベ・ビルケンシュトックの姿は島の西側にあった。
二人は小型のセダンに乗り、ジョルジュの運転でジュスティアを目指していた。
まずはバンブー島へと辿り着き、そこから事前の仕込みを利用して目的を達成しようという流れだった。

彼等の仲間であるベルベット・オールスター=ビロード・コンバースの計らいのおかげで、それは容易く達成できる予定だった。
そのはずだった。
全ては、彼らの眼前に突如として現れた倒木が台無しにしてしまった。
  _
( ゚∀゚)「……ちっ」

舌打ちをして、ジョルジュは急停車させた。
倒木を越えるには道幅が狭く、車輌は貧相だった。
仕方なく、ジョルジュは車を降りた。
恐らく、嵐の影響での倒木だろう。


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