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Ammo→Re!!のようです
833
:
名も無きAAのようです
:2017/10/01(日) 19:35:57 ID:UYTFpBow0
似`゚益゚似
ショボンの前に立ちはだかるのは鋼鉄に覆われた猟犬、番犬。
全身を覆う外骨格に仕込まれた高周波振動発生装置を最大の武器とする、コンセプト・シリーズ。
“ダニー・ザ・ドッグ”。
それを使う人間はたった一人。
ジュスティアが世界に誇る円卓十二騎士の一人、“番犬”の渾名を持つ第七騎士、ダニー・エクストプラズマン。
この男があの砲弾の爆風と爆炎、更には破片を粉々にしたのだ。
全身の高周波振動発生装置を総動員することで、強力な楯としてエクストはデレシアを庇ったのである。
<::[-::::,|,:::]
デレシアの前に立ち、地面に突き刺した大振りの剣の上に両手を乗せ、機械の瞳をショボンに向ける男が一人。
足元に落ちる巨大な薬莢が、この男のしたことを物語っていた。
砲弾の直撃を受ければ、ダニー・ザ・ドッグと雖も破壊は免れない。
だが、爆発が事前に起きたのであれば、楯としての効果は十二分に発揮できる。
そう。
世界に一機だけ残されたガバメント・シリーズ、“アーティクト・ナイン”の装備である大口径ライフルをもってすれば、砲弾でさえも撃ち落せる。
そしてダニー・ザ・ドッグが打ち消せなかった炎や鉄片、衝撃波をこの機体が身を挺して受け止めた。
吹き飛ばされないように剣を地面に突き刺してまで、デレシアを守ったのだ。
これを駆るのは、“執行者”の名を持つ第四騎士、ショーン・コネリ。
ショボン達が襲ったセカンドロック刑務所の所長。
(::[-=-])『どうして……貴様たちがっ……!!』
ようやくまともな言葉として、ショボンが叫び声をあげる。
ジュスティアからこの二人には、デレシアを捕えるように指示があったはず。
それを無視するなど、騎士がするはずがない。
彼らは法の番人。
ジュスティアと言う、正義の都の体現者なのだ。
その彼らが指示を無視して犯罪者に加担するなど、あり得ない。
ショボンの心からの疑問に答えたのは、デレシアの静かな声だった。
(<::、゚:::>三)「騎士が誰かの窮地に駆けつけるなんて常識じゃない」
それは皮肉たっぷりの言葉だったが、今のショボンには業腹な事実として突きつけられている。
その紹介を受けた二人は答えることなく、己の視線を静かにショボン達に固定していた。
何かがあったに違いない。
デレシアとこの騎士たちの間に、何かが。
だが、まだだ。
まだ終わりではない。
最後に全ての濡れ衣をデレシアに着せて脱出する目論見はまだ終わっていない。
常に戦力は分散させ、然る後に合流させるのがショボンのやり方だ。
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