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Ammo→Re!!のようです
825
:
名も無きAAのようです
:2017/10/01(日) 19:25:50 ID:UYTFpBow0
何か意図があっての事に違いない。
と考えると、彼らの考えにはまだ別の側面があるのかもしれない。
ζ(゚ー゚*ζ「……」
その意図が何であれ、最終的にやるべきことは決まっている。
そして今やるべきことは、目の前に残っているゴミの処理だ。
デミタス・エドワードグリーンの見え透いた挑戦は島全体にいる警察の目を一か所に集め、それ以外の警備を軽微にすることにある。
となれば、手薄となった警備を狙って残存勢力が脱出を試みるはず。
デレシアは今、脱出しようと画策している人間達を追っていた。
この状況下で島から逃げるには、爆音を響かせ撃墜される危険性のある空の道は現実的ではない。
ジュスティアへと続く陸路もあり得ない。
そう考えると、残った可能性は海路だけだ。
現在、ジュスティアの船がいくつもティンカーベルの海上に停泊し、海からショボン・パドローネ達が逃げられないように見張っている。
その中の一隻をティンバーランドが乗っ取ることなど造作もないだろうし、乗っ取らずとも協力者がいれば問題なく彼らを乗せられる。
となれば、後はその船を割り出せば答え合わせは終わり、後は掃除の時間だ。
勿論、デレシアはその船の目星をつけていた。
ジュスティアの軍隊は優秀だ。
一度下された命令であれば、それが例え理に反するような命令であっても必ず従う。
理想的な軍隊図だ。
そして海軍の所有する船とは、軍隊の中でも極めて連携力の重要視される集団の集まりであり、違反をするのであれば一斉に行う。
ましてやそれがジュスティア軍の船であれば、間違っても独断で動く船などあるはずがない。
つまり、不自然な動きをする船こそがティンバーランドの息のかかったそれということだ。
だが行動が嫌でも目立つ船であるため、ひっそりとそれを行うための何かしらの言い訳、大義名分を用意しているだろう。
そう言った工作をするためには、可能であれば民間人に目撃されない事が重要。
時間が大分押しせまっている事を確認したが、デレシアは歩調をそのままに進んだ。
目指すのはティンカーベルの北にある小さな岬だ。
地元の漁船ぐらいしか使わないその岬は、実は水深がかなりあり、ある程度の大きさの船でも近づく事が出来る。
何より、地形の関係から目撃される恐れが極めて少ない。
陸地に近づいた船に小型艇で乗り移り、そのまま島から遠ざかれば逃亡は完了する。
理由は後でいくらでも考えられる。
ヅーとデミタスが死に、全体の気が緩んでいる今が絶好の好機と言うわけだ。
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