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Ammo→Re!!のようです
786
:
名も無きAAのようです
:2017/07/17(月) 21:12:01 ID:s.K.qiF.0
从'ー'从「残念ねぇ、電池切れみたいねぇ。
それも、完全にぃ」
致命的なタイミングで棺桶の充電が切れていることに気付いたトラギコは、この一瞬で膨大な量の疑念を抱いた。
ブリッツは長時間の使用にも耐えられるだけのバッテリーを詰んでいるため、そう簡単に切れる事はない。
エラルテ記念病院でも充電をしておいたため、過充電を防ぐための装置を使って放電をされたとしか思えない。
だが、そのような装置を使った記憶もなければ、警察がわざわざ放電のための装置を要した上に誤用するなど、有り得ない。
(;=゚д゚)「……待てよ、おい」
(-@∀@)「へ?」
(;=゚д゚)「昨日の夜、マスコミに対して警察は何か検査をしてたラギか?」
(-@∀@)「一部民間人も交じっていたので、無理ですよ」
そして、トラギコは察した。
デミタスは予告状を出してから動いたのではない。
予告状と同時に動いていたのだ。
(;=゚д゚)「デミタスの野郎、盗みやがった……!!」
(-@∀@)「予告時間前ですよ?
盗むって何を……」
(;=゚д゚)「電力ラギ!! あの野郎、棺桶の電力を盗んだラギ!!」
棺桶がどれだけ強力な物だとしても、バッテリーが無ければ全く意味がない。
また、起動前にバッテリーが切れていればいいのだが、絶妙な量の電力が残されている場合は例外だ。
電力が不足している状態で使用者をコンテナに収め、装甲を装着する間に電力が空になり、文字通りの棺桶と化してしまう。
外部からの助力なしではこの状態から脱出することは構造上不可能であり、どれだけの猛者であっても、全身を装甲に包まれていれば動きようがない。
幸運なことに、トラギコの棺桶は単一の目的に特化して設計されたコンセプト・シリーズ。
彼の棺桶が“緊急時に於ける対強化外骨格戦闘”に特化されていなければ、トラギコの腕はただの錘と化した籠手に包まれていた事だろう。
从'ー'从「うふふぅ、どうするぅ?
私と遊ぶぅ?」
(#=゚д゚)「……また今度だ!!
アサピー、ジェイル島に行くラギ!!」
デミタスが仕掛けた騎士封じの一手。
これが成功すれば、デミタスは労せず目的を達成した挙句円卓十二騎士を二人殺すことが出来る。
情報は全てベルベットによって筒抜けとなっている事を考え、対抗手段は意味を持たない。
つまり、ヅーは確実に殺されてしまう。
カップ麺を放り出し、トラギコとアサピーは車に乗り込んだ。
そして、保険のはずだった道を使い、アサピーの運転でジェイル島を目指した。
島へと向かう道を最速で駆ける中、トラギコは車内のソケットを使ってブリッツの充電を始めた。
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