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Ammo→Re!!のようです
778
:
名も無きAAのようです
:2017/07/17(月) 20:59:54 ID:s.K.qiF.0
そう。
歩くのだ。
だが正しくは海の上ではなく、海面に出た岩の上を飛び移って行くのである。
そして釣り人が動き始めるのは夜ではなく、朝方。
つまり、朝方になれば移動するための道が開け、夜になる頃にはその道が途絶えるという事。
途絶えたとしても、それは海面に出ていないだけであって、場所さえ分かっていればいつでも使えるはずだ。
問題は、その老人が使った道が今も使えるかという事だ。
(=゚д゚)「あぁ、そうだ。
そのためには写真がいるラギ。
おい、朝一で撮りに行くぞ」
(-@∀@)「と言っても、場所知らないですよ、僕」
(#=゚д゚)「探すんだよ、そんぐらい!!
お前の得意分野だろうが!!」
それから二人は血と硝煙の匂いが残る車内で眠りにつくことにした。
寝心地は最悪だったが、眠らなければならない。
今ジタバタしたところで得られるものは何もないだろう。
ほどなくして、トラギコは眠りについた。
――自然に目が覚めたのは、朝の四時だった。
(=゚д゚)「……」
眠りながらトラギコが考えていたのは、デミタスの侵入経路だった。
この島からジェイル島に行くためにはいくつもの困難がある。
言わずもがな、その立地があらゆる経路の前提条件としてある。
陸から離れた場所にあり、船で行こうとするのであれば岩礁の位置を把握していなければならない。
ゴムボートで行こうものなら、その船底を鋭い岩肌で切り裂かれて沈むことだろう。
仮にその条件を突破しても、そもそも島全体が封鎖されている今、どのようにしてジェイル島に向けて近づくのかを考えなければならない。
単独でこれらの条件をクリアすることは不可能だ。
必ず内通者がいる。
例えば、ベルベット。
彼が協力すれば、ヅーの施したあらゆる措置が白日の下にさらされ、その効果は決して発揮されない。
恐らく、デミタスとヅーの対決は実現してしまうだろう。
それは最早回避できない問題として考えるべきだ。
万が一、助力が必要な事態になった時を考慮し、トラギコも島に侵入するための手段を考えることにした。
デミタスの事で島中が騒ぎ出している今であれば、どうにか出来るかもしれない。
騒動の中で相手の目を盗んで動くことはトラギコも得意だ。
場所が島である以上、海から行くしかないだろうが、用心深いヅーは島の周辺に各種センサーを設置している事だろう。
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