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Ammo→Re!!のようです

777名も無きAAのようです:2017/07/17(月) 20:57:51 ID:s.K.qiF.0
車内から見つけたウェットティッシュをアサピーに投げてよこし、血と脳漿の飛び散った車内の清掃を任せた。
アサピーは流石に眉を顰めたが、トラギコに一睨みには逆らえなかった。
渋々掃除を始め、トラギコの質問に答えた。

(-@∀@)「エラルテ記念病院の周りが慌ただしいぐらいで、他は静かなもんですよ。
      ま、あんなフェイクに引っかかるようじゃマスコミとしちゃ三流ですね」

(=゚д゚)「じゃあお前は二流ってところか」

(;-@∀@)「一流ですよ!!」

(=゚д゚)「自分で言う内は二流なんだよ」

それから二人を乗せたセダンは山奥にあるキャンプ場に向かった。
元々無人のキャンプ場であるため、これと言って道具の貸し出しを行っているわけではない。
あるのは開けた空間だけ。
騒ぎの最中ということもあり、利用客はほとんどいなかった。

駐車場に車を停め、トラギコはシートを倒した。

(=゚д゚)「ジェイル島に行く道ってのは、船だけなんだろ?」

ジェイル島は島そのものを監獄化した孤島だ。
海、もしくは空からの接近以外で島に上陸する手立てはない。
逆を言えば、それ以外の手段で外の世界に逃げ出すことも出来ない。

(-@∀@)「あぁ、まぁ、そうですね」

(=゚д゚)「他にあるのか?」

(-@∀@)「聞いたことがある程度なんですが、昔、磯釣りをしていた人は船を使わずにあの島に行ったらしいですよ」

(=゚д゚)「泳いだんじゃねぇのか?」

(-@∀@)「歩いて行ったらしいです。
      でも、これは島のコラムを作る時に老人ホームの人に聞いたので分からないんですけどね」

アサピーもシートを倒して、寝入ろうとする。
が、トラギコはアサピーの発言を無視することは出来なかった。
思い当たる手段が一つだけある。

(=゚д゚)「……ぼけた老人ってのはな、話を誇張することはあっても手段を言い間違えることはまずねぇんだ。
    それが昔話なら尚更ラギ。
    歩いて行けるんだよ、あの島には」

(-@∀@)「はははっ、ご冗談を!!
      海の上を歩くって言うんですか?」


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