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Ammo→Re!!のようです

722名も無きAAのようです:2017/06/12(月) 20:50:01 ID:cylVOJUg0
(´・_・`)「……いいかい、秘書殿。
    オアシズで我々は海軍の優秀な兵隊を多数失っているんだ。
    そしてセカンドロックの脱獄に関わり、この島で暴れまわっている人間がオアシズで暗躍した下郎と同一人物、元ジュスティア警察の人間。
    そんな下種を放っておけと?」

彼の言葉はまるで迷いというものがなく、自信に溢れている。
確かにそれは正論だった。
しかし、正論が常に正しいとは限らない。
時にそれは本当に正しいことを見失わせ、人を盲目にさえしてしまう言葉となる。

瓜//-゚)「予告状はその下種を逃がすための目くらましであるとは考えないのですか」

(´・_・`)「無論、考えているさ。
    だが脱出の手段は極めて限られているし、逃がすつもりもない。
    何より、悪を前に引き下がる道理がない。
    二手に分かれて行動すれば問題はないだろう」

瓜//-゚)「ですから……!」

ヅーが苛立ちを声に表した時、トラギコ・マウンテンライトが口を挟んだ。
その声は冷静沈着であったが、どこか、相手を嗤うような含みがあった。

(=゚д゚)「騎士が二人がかりで仕留められなかった人間がいたらしいが、その辺はどう考えているラギ?」

(´・_・`)「……何?」

(=゚д゚)「ジョルジュ・マグナーニに足止めされてショボン・パドローネを逃がしたのはどこのどいつだって言えば分かるラギか?」

今度はショーンが感情的になる番だった。
机を拳で叩き、大きな音を立ててトラギコに対して威嚇をする。
訓練を積んだ軍人でさえたじろぐその剣幕に対して、ヅーは表情を変えなかったが僅かに身を震わせた。

(´・_・`)「貴様っ!! いい加減にしろよ、たかが刑事の分際で!!」

腹から出された怒声は部屋の窓を震わせるほどの大きさだった。
トラギコはショーンを睨み、その威嚇行為に対する返答とした。

(=゚д゚)「うるせぇ、いちいち怒鳴るなよ。
    天下の騎士殿が翻弄されて体裁が悪いのは分かっているラギ。
    だけどな、認めないといけない事があるラギよ。
    あいつらは、これまでにジュスティアが相手にしたどこの誰よりも厄介ラギ」

(´・_・`)「だからどうした。
    それがどうした。
    ジュスティア人は悪に屈しない、これは常識だ!!」

(=゚д゚)「心意気はいいがな、プライドを捨てるぐらいの事をしたらどうラギ?
    片手間で相手に出来る連中じゃない事は分かっただろ。
    これはお前らも分かってる通りの餌ラギ。
    だけどな、俺達がどっちか片方しか選べないようにしてある餌なんだよ。


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