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Ammo→Re!!のようです
633
:
名も無きAAのようです
:2017/03/28(火) 21:37:50 ID:2nMT7N0s0
そう。
調べるだけならば誰にでも出来る。
事実、ジュスティアにいる一部の人間はデレシアの名を文献で知っているし、オアシズの乗客名簿にも航行開始日から名前が残っている。
だがそこまで。
そこから先を知ることが出来るか否かが問題なのである。
_
( ゚∀゚)「デレシア、俺は手前の正体を掴む。
世界がどうなろうと俺の知ったこっちゃねぇ。
俺が知りてぇのは手前の事だ。
いや、手前等、かもしれねぇな」
ζ(゚ー゚*ζ「あらあら、まるで三十路の若造がするような青臭い告白ね。
警察を辞める必要がどこにあるのかしら?
人を退職の理由に使わないでほしいわね。
それに、私の事を知ったところで何もいいことはないわよ」
正体については別に秘密にしているわけではないため、誰かに知られたところでデレシアとしては全く困ることはない。
第一、秘密にするようなことではない。
こんなつまらないことのためにジョルジュは魅力を捨てたというのだから、あまりにも馬鹿げた話だ。
本当に、馬鹿げた話だ。
デレシアの秘密と言う心底どうでもいい事象、それこそ、神の実在を証明するかのような愚行のためにティンバーランドに下ったのだ。
無い物を追って、己がかつて憎んでいた悪に染まったのだ。
汚れ人ではなく、汚れその物になったのだ。
残念極まりない。
知り合いがこうして堕落してしまうのは、何度見ても慣れない。
_
( ゚∀゚)「手前の正体を知りてぇってのは、俺の知識欲の話だ。
その目的を達するためには警察なんて組織、俺の肌には合わねぇんだ」
ζ(゚ー゚*ζ「そうかしら?
猪突猛進な貴方にはぴったりだと思うわよ。
私、貴方の事結構高く評価していたのよ。
なのに、ティンバーランドなんかに入るなんてね」
これは本心だ。
彼は優秀な警官だった。
極めて優秀な警官だったのだ。
権力ではなく、ルールを順守する全ての人間を守るための力として、彼は粉骨砕身の努力を続けてきたのだ。
_
( ゚∀゚)「……黙れよ。
手前が見てるのはもっと別の事だろ。
俺はそれが知りてぇ。
その為だったらティンバーランドだって利用してやるさ」
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