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Ammo→Re!!のようです
626
:
名も無きAAのようです
:2017/03/28(火) 21:23:35 ID:2nMT7N0s0
特に彼は逃走の際にバイクを頻繁に使っていた経験があることからその使用に長けており、片手でもバイクを操ることが出来る。
(´・_ゝ・`)「俺がやる!
ショボン、援護できるか!?」
(´・ω・`)「任せろ!」
装弾数の多いグロックを抜いて、ショボンは遠目に見えるテールランプ目掛けて銃爪を引いた。
だが視界が最悪とも言える中でそう簡単に弾が当たるはずもなく、赤い光を残してテールランプが薄れていく。
アクセルを捻り、速度を上げる。
すでに豪雨は霧のように拡散し、数十フィート先の視界を奪いつつあった。
横殴りの激しい雨が容赦なく降り注ぐ。
二人のバイクは何度も風にあおられ、マンホールの蓋によって危うく転倒しかけているというのに、デレシアは全くその様子を見せない。
それでも、デレシアを排除するのは不可能だとは思わなかった。
当てられずとも転ばせられれば、無事には済まない。
濡れた路面を転がり、壁にでもぶつかれば骨は砕け臓器は破裂することだろう。
仮に受け身を取って一命をとりとめたとしても、そこを狙えばこちら側の方が有利だ。
それを誘うには、相手を焦らせる必要がある。
焦らせるには、常に相手の視界に入っていなければならない。
姿勢を低くし、少しでも風の影響を受けないようにする。
今は引き離されないようについていくのがやっとで、距離を縮めきる頃にはヒートとデレシアが合流してしまうだろう。
そうなる前にどうにかしなければ、より厄介な状況になる。
常に視界に入れ続け、弾丸をバイクに当てるだけでいい。
タイヤに当たれば重畳だ。
(´・ω・`)「どれだけ逃げても!!」
カーブに差し掛かれば的が大きくなる。
そこが狙い目だ。
『前のバイク、停まりなさい!』
唐突に背後から聞こえてきたのは、空気を読まない警告の言葉。
ジュスティア警察だ。
カーチェイスを目撃した警官が無駄に気を利かせて無駄な警告を発したのだろう。
ここで争っても意味がないが、捕まっても意味がない。
(´・ω・`)「ちっ……」
(´・_ゝ・`)「どうする?」
(´・ω・`)「無視だ。
どうせ後でどうにでもなる。
今はデレシアを追うぞ!」
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