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Ammo→Re!!のようです
566
:
名も無きAAのようです
:2017/02/18(土) 22:20:19 ID:gHb2Rkgo0
飲食店で提供される料理よりも、何よりも、ブーンは彼女達が作ってくれる料理が好きだ。
ζ(゚ー゚*ζ「あら、嬉しいこと言ってくれるわね。
そしたら、そうねぇ……
今日は忙しいから、私の好きなメニューにするわね」
(∪*´ω`)「やたー」
ζ(゚ー゚*ζ「じゃあ、料理をするからブーンちゃんは顔を洗ってきなさいな」
(∪´ω`)「はいですおー」
ブーンはタオルを持って顔を洗いに河原に行き、冷たい水で顔を丁寧に洗う。
その冷たさはまるで氷の様だ。
氷のように冷たく、澄んだ川の水は平熱の高いブーンにとってはありがたいものだった。
テントに戻ると、デレシアが朝食の準備をしていた。
クッカーの上で焼かれているのは、ベーコンと卵。
甘い香りの油がベーコンから染み出して、得も言われえぬ香ばしさを漂わせる。
オレンジに近い濃厚な色の黄身を中心に、白身が放射状に広がってベーコンの半分を覆っている。
(∪´ω`)「おー、おひさまやきですか?」
サニーサイドアップ、という単語を口にしたブーンの頭をデレシアの手がそっと撫でた。
ζ(゚ー゚*ζ「えぇそうよ。 じゃあ、ここで問題。
どうしてお日様焼き、って言うか分かるかしら?」
(∪´ω`)「おー? おひさまで、やいたんですか?」
その答えに、デレシアが笑みを浮かべる。
ζ(゚ー゚*ζ「昔そういう兵器を考えた人がいたけど、太陽光で卵を焼くのは結構大変だったの。
ほら、こうして上から見ると太陽みたいでしょ?」
確かにそう言われてみれば、黄身が太陽、白身が陽光に見えなくもない。
となれば、ベーコンはさしずめ雲と言ったところだろうか。
また一つ知識を獲得したブーンはデレシアの顔を見て頷いた。
(∪´ω`)゛「おー」
ζ(゚ー゚*ζ「今日の朝御飯は、昔のイルトリアのメニューよ」
(∪´ω`)「むかしの?」
イルトリアと言えば、ロウガやロマネスク・O・スモークジャンパー、ギコ・カスケードレンジ、ミセリ・エクスプローラー、そしてペニサス・ノースフェイスの故郷だ。
どのような街か、ブーンは全く知識がない。
知っているとしたら、これまでに会ってきた人間の全員が桁違いの力を持っているという事ぐらい。
そして、ブーンに大切なことを教えてくれた人間という事だ。
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