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Ammo→Re!!のようです
564
:
名も無きAAのようです
:2017/02/18(土) 22:17:13 ID:gHb2Rkgo0
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目的のために悪を利用することなかれ。
常に純然たる純潔を忘れず純粋に真実を追及すべし。
新雪の如く、穢れなき存在であれ。
それこそが矜持となり、力となり、正義となる。
理性を失った獣となることなかれ。
――ジュスティア警察 警察手帳より
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目的のためには手段を選ぶな。
例えそれが悪行だろうと、偽善だろうと。
正義などと言う大義名分は捨て置け。
平穏を護る者に、そのような物は不要なのだ。
獣となることを誇りに思え。
イルトリア治安維持軍 軍規より――
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朝日が水平線の彼方から昇る前に、獣の耳と尾を持つ少年の意識は夢から現実へと戻っていった。
テントで一夜を明かした少年の名前はブーンといい、彼は今、寝袋の中で豪奢な金髪を持つ女性の腕に抱かれた状態で目を覚ました。
朝森の漂う森の涼しげな香りに交じって女性特有の甘い香りが鼻孔をくすぐり、ブーンの胸は気恥かしさよりも安堵感でいっぱいになった。
心から安心出来る目覚めに、ブーンの心は溶けるように安堵した。
ζ(゚ー゚*ζ「おはよう、ブーンちゃん」
名を呼んで頭を撫でてくれたのは、美しい碧眼と波打つブロンドの持ち主であるデレシアだ。
彼女の声は雪解け水のように澄み切り、淀みも歪みも濁りもない、楽器の奏でる音色の様だった。
人間離れした聴力を持つブーンは、その声が大好きだった。
いつまでも聞いていられる、心地のいい音であり、何よりも心安らぐ声だ。
彼女が口にする言葉を真似して、一日も早くその発音を自らのものにしたかった。
文章を作ることは出来るようになってきたが、早口で単語を並べる事や難しい語を滑らかに発音するのはまだ不得手な状態だ。
今はたどたどしい発音でしか言葉を紡げず、褒められる発言が出来るのは人の名前と地名、そして“餃子”という単語だけ。
そして、口癖は一向に治りそうになかった。
(∪*´ω`)「おはようございますおー」
ζ(゚ー゚*ζ「早起きさんね」
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