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Ammo→Re!!のようです

50名も無きAAのようです:2015/02/08(日) 22:27:09 ID:F94asbco0
新聞社で広く使われている配達用のバイクと言えば、傑作自動二輪のスーパーカブをおいて他にない。
今の時代で使われているスーパーカブは発掘されたダット――デジタル・アーカイブ・トランスアクター――に残されていた設計図を基に、ラヴニカの職人たちが再現した物だ。
発電・蓄電方法の優秀さも然ることながら、他と一線を画すのはその異常なまでの耐久力だ。
悪路、悪天候、整備不良。

ありとあらゆる最悪の状況下にあってもその運転性能に支障をきたすことがなく、常に運転手を目的地に運んでくれる頼もしいことこの上ない二輪車である。
運転操作も容易で、クラッチ操作は左足で行う。
価格が安価であるため、世界で最も使用されている自動二輪車の一つとして知れ渡っている。

(;-@∀@)「どこまで横暴なんですか!!
      それにどうして、僕がバイクに乗ってきたって分かったので?」

(=゚д゚)「うるせぇ奴ラギね。 んなもん、音に決まってるラギ。
    それよりお前、怪我人に歩けってか? おいおい、とんだ人でなしだぜ、えぇおい。
    ほれ、さっさとキーを貸すラギ」

(;-@∀@)「くそっ……くそぅ……」

アサピーはポケットからキーを出して、トラギコに渡した。
多少無理矢理ではあったが、移動手段の確保に成功した。
窓の外を注視しながらそんな話を済ませ、トラギコは照準器を袖から出して窓の外に向けた。

(=゚д゚)「今後、連絡は俺から取る。 支社に電話するから、覚えておけよ。
    それと、何か昨日変わった事件とかはなかったラギか?」

(-@∀@)「いや、特には聞いていないですね。
      知っての通り、我々の新聞社はこの街では余所者ですから。
      トラさんの情報なんて、この支社始まって以来の快挙ですよ。
      ……いや、一つだけありましたね」


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