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Ammo→Re!!のようです
486
:
名も無きAAのようです
:2016/10/03(月) 21:57:10 ID:slfccTV.0
トラギコが挙げた三人の名前。
ジョルジュはいいとして、もう一人は割と有名人だった。
イーディン・S・ジョーンズは歴史学者であり、棺桶研究の第一人者だ。
棺桶狂いの研究者として多くの棺桶の復元に携わってきた男で、おそらくは、現代で最も多くの棺桶と触れ合ってきた人間かも知れない。
どうやらティンバーランドは、今回はかなり念入りに準備をして組織を大きくしているようだ。
そして、この島で確実にデレシア達を排除するつもりらしかった。
更にトラギコは、この島に円卓十二騎士のショーン・コネリとダニー・エクストプラズマンが来ている事、ライダル・ヅーがトラギコを使って事態の収拾を図ろうとしていることを話した。
彼が見た三種類のコンセプト・シリーズの話を聞いた時、デレシアはそれが“ファイヤー・ウィズ・ファイヤー”と“レ・ミゼラブル”、そして“エドワード・シザーハンズ”であることが分かった。
ジョーンズが関わっているのであれば、コンセプト・シリーズを惜しげもなく配給していることも理解出来る。
ζ(゚、゚*ζ「あらあら、それは物騒な話ね」
(=゚д゚)「で、ショボンは何をしようとしてるんだ?」
ζ(゚ー゚*ζ「そうねぇ、たぶんだけど私を殺したいんじゃないかしら?」
(=゚д゚)「冗談はよせラギ。
手前を殺すなんてのは、その気になれば今すぐにだって……」
ζ(゚ー゚*ζ「私がそれをさせると、本気で思う?」
笑顔で答えたデレシアの目を見て、トラギコは溜息交じりに舌打ちをした。
(=゚д゚)「……ちっ。
まぁいい、兎にも角にも俺は脱獄した二人とショボンの行方を追ってたら、シュールに会ってジョーンズに会って、そんでもってジョルジュに撃たれた。
これでいいラギか?」
半ばやけになったような口調だったのは、デレシアの実力を理解しての事。
観念したトラギコは自分の持つ情報を全て話した気になっているが、まだ少し足りない。
ζ(゚ー゚*ζ「まだ隠し事あるんでしょ?
この島の記者に知り合いでもいるの?」
(=゚д゚)「隠し事ってレベルじゃないが、協力者がいるぐらいラギ。
アサピー・ポストマンって新聞記者ラギ」
ζ(゚ー゚*ζ「その人は今どうしてるの?」
トラギコは鼻を鳴らした。
(=゚д゚)「さぁな。
今頃、今朝の事件を調べているんじゃねぇか?」
記者は今頃襲われているだろう。
生き残るかどうかは、その記者の技量次第だ。
もしもその記者が将来有望な人間であれば、生き延びた後に目指す場所は一か所だ。
現在、この島に安全な場所はなく、あるのは海上の城。
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