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Ammo→Re!!のようです

47名も無きAAのようです:2015/02/08(日) 22:15:27 ID:F94asbco0
さて、後三十分もすればトラギコの読み通り警察が大慌てになる。
この店に来るまでの間に感じた尾行者も、それどころではなくなるだろう。
ホテルを出る際に誰もトラギコを止めなかったことを含めて考えると、警察はトラギコが昨晩の火事の情報を新聞社に流したとは知らないらしい。
トラギコはヅーに対して、この上なく美しい方法を使って中指を立てることに成功したのだ。

(=゚д゚)「よし、これでいいラギ。 それで、例の写真の件ラギ。
    あれはアイリーン・ストリートで撮ったラギね?」

(-@∀@)「その通りです、よく分かりましたね」

(=゚д゚)「市場っつたら、ここぐらいラギ」

(-@∀@)「それで、電話の続きは?」

アサピーに電話で話したのは、これから朝食を食べよう、という提案だった。
勿論この男と朝食を楽しむのが本命ではない。
それぐらい分かると見込んで、あえてそのような言い方をしたのだ。
抜け目のないヅーならば、部屋の中に盗聴器を仕掛けてトラギコの発言から行動を予想し、そこに手を打つと予想したのである。

見込んだ通り、アサピーはトラギコが自分を呼び出した理由を察していた。

(=゚д゚)「お前が撮った人間を探すラギ。
    俺はここで粘るから、お前は市場周辺を探してきてほしいラギ」

(-@∀@)「……ちょっと待ってください、今メモしますから」

懐から再生紙のメモ帳と万年筆を取り出したアサピーを睨み付け、トラギコは低い声で注意した。

(=゚д゚)「駄目ラギ。 メモは残すな。
    覚えろ」


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