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Ammo→Re!!のようです

461名も無きAAのようです:2016/10/03(月) 21:21:02 ID:slfccTV.0
彼女が語るまで、その過去には触れない方がよさそうのも間違いなさそうだ。
時間と共に徐々に月が沈む。
コーヒーの香りが森の香りと混ざり、得も言われえぬ芳香へと変わる。
それを楽しみながら、デレシアは空の移り変わる様子を無言で眺めていた。

やがてデレシアは飲み干したカップを地面に置いて、静かに立ち上がった。
時刻は朝の三時半。
水平線の向こうに小さな明かりが浮かび始めている。
間もなく空に新たな色が付け加わり、夜明け前にだけ見られる見事な瑠璃色の空が姿を現すだろう。

もうそろそろ良い時間だろう。
テントに歩み寄り、抱き合って眠る二人にデレシアは優しく声をかけた。

ζ(゚ー゚*ζ「おはよう、お二人さん」

ノハ´⊿`)「……おう、おはよう」

(∪´ω`)「……おはおーございまふお」

まずはヒートが起き上がり、続いて、ブーンも起き上がる。
ブーンは大きな欠伸を一つして、目を擦って四肢を伸ばした。

         o″
″o(∪´ω`)  「んぎー……」

ノパ⊿゚)「ブーン、顔を洗いに行くぞ」

(∪´ω`)「お」

ブーンの手を引いて二人が炊事場に向かう。
二人が戻るまでの間にデレシアはタープとテントを畳んで、それをパニアに詰めた。

ノパ⊿゚)「わりぃ、片付け全部やってもらっちまったな」

ζ(゚ー゚*ζ「いいのよ、気にしないで」

(∪´ω`)「おー、ごめんなさいですお」

ζ(゚ー゚*ζ「もう、謝るのはもっと違うわよ。
      私が好きでやった事なんだから」

ブーンの頭を撫でてやり、デレシアは二人にヘルメット手渡す。

ζ(゚ー゚*ζ「かなり早いけど、朝食を食べに行きましょう」

ノパ⊿゚)「なぁ、今度はあたしに運転させちゃくれねぇか?」

ζ(゚ー゚*ζ「勿論いいわよ」


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