したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

Ammo→Re!!のようです

425名も無きAAのようです:2016/08/30(火) 20:41:57 ID:t6mV4x2M0
ノパー゚)「そりゃよかった。
    頭の体操にちょうどいいから、今度また時間がある時にやろうな」

ζ(゚ー゚*ζ「ねぇ、ヒート。
      あたしとやってみない?」

ノパ⊿゚)「その言葉を待ってたよ、デレシア」

引かれた線は八本。
通常の二倍。
勝利条件は印を六つ揃える事。
戦闘は、ヒートの第一手から始まった。

ヒートが選んだのは定石と言える、図の中央。
要を押さえたヒートに対し、デレシアはそれを楽しむかのように図上の端に印をつけた。
それに応じてヒートが印をつけ、静かに勝負が続く。
その攻防をブーンは黙って見続け、三分後の決着後も、紙上の印を見ていた。

ノハ;゚⊿゚)「やっぱり強いなぁ……」

ζ(゚ー゚*ζ「偶然よ。ブーンちゃん、どう? 何か分かった事はあるかしら?」

(∪´ω`)「おー……」

少し考え込み、ブーンは首を横に振った。

(∪´ω`)「よく、わかりません……お。
      どうして、デレシアさん、さいしょにここにかいたんですか?」

ζ(゚ー゚*ζ「それはね、ここに書いておけば相手の狙いが分かるからよ」

(∪´ω`)「お?」

ζ(゚ー゚*ζ「様子を探るために、こうしたの。
       相手が深く考えてくれるおかげで、相手の狙いがよく見えるのよ」

ノハ;゚⊿゚)「……やっぱりか。
     おかしいとは思ったんだよ、そんなところに書くなんて。
     深読みしすぎちまったか……」

ζ(゚ー゚*ζ「悪くはないわよ。
       ヒートの性格がよく出た勝負だったわね」

(∪´ω`)「……デレシアさん、ぼくと、やってくれませんか?」

その申し出を待っていたデレシアは、喜びを隠すことなく、満面の笑みを浮かべた。
新たな紙を取り、線を引く。
先手はブーンに譲った。

(∪´ω`)φ″


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板