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Ammo→Re!!のようです
409
:
名も無きAAのようです
:2016/08/29(月) 21:55:46 ID:7ME1XqpU0
ノパ⊿゚)「すげぇな、このアイディールってのは。
電子制御サスか?」
ζ(゚ー゚*ζ「そうよ。 この子は路面変化を感知してサスペンションを自動で最適化してくれるのよ。
それ以外にも自動で切り替えてくれるから、あまり細かい操作はしないでいいの」
ノパ⊿゚)「ほほう」
ζ(゚ー゚*ζ「それに、一度走った道は記録されるから二度目、三度目の時はもっと快適になるわ。
この子は何度もこの島に来たことがあるみたいだから、もう結構最適化されているわね」
アイディールの優れているのは、自己学習機能を備えた人工知能が搭載されている点だ。
路面情報、走行情報、運転情報などを考慮してすぐにサスペンションなどを最適化させるのだが、常に学習を続けるため乗り手とその土地に合わせた設定を導き出し、細かな不満点をも解消してくれる。
長く乗り続けることによってアイディールは学び続け、乗り手に合った唯一無二の存在と化すのだ。
(∪*´ω`)「すごいおー」
ζ(゚ー゚*ζ「えぇ、そう。 この子は凄いのよ。
そうだ、せっかくだし、名前を付けてあげましょうか」
物に名前を付けるという行為は、愛着を強めることになる。
物であれ人間であれ、名前を与えられたものは特別な存在として名付けた人間に認識される。
(∪´ω`)「お?」
ζ(゚ー゚*ζ「そうね、ブーンちゃん。
このバイク、何て名前がいいかしら?」
(∪;´ω`)「ぼくが、かんがえるんですか?」
困惑するのも無理のない話だ。
名前と言う概念は、ブーンにとってはまだ新しい物。
彼はデレシアに名前を与えられた存在であり、それまで名前は別次元の存在だった。
つい最近与えられたものを、別の物に与えるというのは、ブーンにとっては未体験のこと。
デレシアが彼に経験させたいのは、正にその“未体験”そのものなのだ。
彼が名付けることを経験すれば、彼は更に別の事を経験することになる。
得る事と、失う事。
ζ(゚ー゚*ζ「そうよ。これから一緒に旅をするんですもの。
この子はきっと、私達と仲良くなれるわ」
(∪´ω`)「おー…… えっと……
あいでぃーる、だから……」
アイディールは悪路による速度低下を懸念し、自動的に両輪走行モードに切り替えた。
タイヤが力強く地面を蹴り、速度が落ちることはない。
キャンプ場まで残り500ヤードと表記された看板を通り過ぎ、ようやく、ブーンが答えを出した。
(∪´ω`)「……ディ?」
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