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Ammo→Re!!のようです
408
:
名も無きAAのようです
:2016/08/29(月) 21:54:38 ID:7ME1XqpU0
特に同族意識の強いバイク乗りにとって、子供と女性は貴重な存在であり、その両方から挨拶をされれば答えないはずがない。
そしてデレシアの目論見通り、ブーンは自分を忌避していた人間との交流を果たせた。
これで彼はデレシア達以外の人間にも心を開きやすくなり、これから先の旅で彼の成長の機会を得やすくなる。
ノパー゚)「やっぱりいいな、この挨拶ってのは」
ヘルメットから聞こえてきたヒートの声に、デレシアは同意した。
ζ(゚ー゚*ζ「えぇ、本当にそうね」
挨拶と言う行為は人間と動物を隔てる一つの要素でもある。
相手に敵意がない事の表現としての挨拶を、人間は幾種類も持ち、使い分ける。
それは言語を介して、時には非言語で行われる行為で、ここまで高度に発達したコミュニケーション手段を持つのは人間だけだ。
ノパ⊿゚)「それで、まず何をどうするんだ?」
ζ(゚ー゚*ζ「まずは拠点の確保ね。
島がどうなっているのか、それを探るのはそれからにしましょう」
ノパ⊿゚)「拠点、ねぇ」
ヒートはあまりその提案に納得していない様子だった。
それもそうだ。
この島はもともと部外者に対して排他的で、今は神経も尖っている状態。
いつにもましてデレシア達は歓迎されないだろう。
拠点を手に入れるとしても、宿泊施設を探さなければならない。
歓迎されない状態で借りる宿泊設備となると、あまりいい気分で泊まることは出来ない。
ζ(゚ー゚*ζ「今日は、キャンプをしましょう」
(∪´ω`)「きゃんぷ?」
ζ(゚ー゚*ζ「そう、キャンプ。
建物じゃなくて、自然の中で寝泊まりするの」
(∪*´ω`)「……たのしそうですお」
そのための道具はすでに用意してある。
足りないのは食糧ぐらいだった。
ノパー゚)「そりゃあいい。
飯はどうする?」
ζ(゚ー゚*ζ「後で買いに行きましょう。
まずはキャンプサイトに行って、そこでテントを張りましょう」
脇道を曲がり、細い坂道を登って行く。
舗装されていた道が途中から砂利道になるが、アイディールのセンサーが変化を感知し、サスペンションの調整を行った。
そのため、砂利が立てる音さえなければ路面が変わったことに気付けない程の快適な走行に、ヒートが感嘆の声を上げた。
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