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Ammo→Re!!のようです
378
:
名も無きAAのようです
:2016/08/07(日) 17:47:10 ID:eFiZr2lo0
オアシズが次に停泊するのは、“鐘の音街”ティンカーベル。
それはデレシア達の目的地であり、ロマネスク達イルトリア人にとっては深い意味を持つ土地だった。
一世紀以上前、その地でイルトリアとジュスティアの戦争があった。
その戦争は“デイジー紛争”と呼ばれ、両軍に大きな被害を出し、島に爪痕を残した。
デイジー紛争の影にティンバーランドという秘密結社の存在があると分かったのは、戦争終結後しばらく後の事だった。
その秘密結社の存在を知っている者からすれば、ティンカーベルはティンバーランドとは切っても切れない関係のある場所だ。
ティンバーランドがデイジー紛争に関わりさえしなければ、イルトリアだけでなく、ジュスティアの兵士も死なずに済んだのだ。
だがそのことを知る者は少ない。
戦争終結の際、ジュスティアとイルトリアとの取り決めにより、いくつかの歴史が“作られた”。
戦争の発端。
戦争の内容とその結末が考えられ、耳障りのいい物へと変わった。
こうして歴史にデイジー紛争が記録され、今日まで語り継がれている。
勿論、その事実を知るのは歴代の市長と一部関係者だけである。
( ФωФ)「手を貸すか?」
ζ(゚ー゚*ζ「えぇ、是非お願いしたいわ。
私達は島に行くから、その間この船にいてほしいの」
ロマネスクの提案をデレシアは受け、そう声をかけてくれることを予期して用意していた言葉を送った。
その言葉を聞いたロマネスクは僅かに考え、口を開く。
( ФωФ)「マニー坊やのお守りか」
ζ(゚ー゚*ζ「えぇ、今この時があの子にとってはとても大切な時間なの。
誰にも邪魔させたくないのよ。
この船を任せてもいいかしら?」
彼女の考えを理解したロマネスクはそれを快諾した。
( ФωФ)「いいだろう。
ところで、ブーンについて訊きたいことがある」
ζ(゚ー゚*ζ「何かしら?」
突風が吹き付け、その言葉を二人だけの秘密にしてしまう。
( ФωФ)「―――」
ζ(゚ー゚*ζ「―――、―――――」
(´ФωФ)「――」
ζ(゚ー゚*ζ「――――――」
風が止み、最後にロマネスクは嬉しそうに言った。
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