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Ammo→Re!!のようです

319名も無きAAのようです:2015/07/19(日) 21:19:18 ID:6KurIn5.0
ヅーに先導され、トラギコは黒焦げになった隔離病棟へと安全に入ることが出来た。
焼け焦げた匂いがまだ残る院内を歩き、黒い強化外骨格に襲われた院長室に到着した。
燃えカスとなった机の前に立ち、ヅーは腕を組んでトラギコに向き直る。

瓜//-゚)「で、お話を」

準備は整った。
言葉を慎重に選ぶ必要はない。
簡潔かつ直接的な物でいい。

(=゚д゚)「これから俺とアサピー・ポストマンで事件に関わっている人間の一人を写真に収めるラギ。
   いいか、よく聞けよ。 事件を直接解決するのは無理ラギ。
   俺たちじゃあまりにも話がでかすぎる」

直接解決が無理、という言葉を聞いたヅーは僅かに眉を顰める。

瓜//-゚)「話がでかい、の意味は?」

(=゚д゚)「手に余るんだよ、今の状態だと。
    相手はただの犯罪組織じゃねぇ、それは断言できる。
    オアシズの事件と今回の事件は全て関連付いている上に、相手は逃げるついでにこの事件を起こしたラギ。
    分かるか? 通りがてら死刑囚を脱獄させて気まぐれに襲って、ジュスティアがこの有様ラギ。

    それぐらいの余裕があるってことは、それ相応の組織が相手だってことラギ。
    今の状態じゃあそれを崩せねぇ。 だがせめて、その大きさを知っておきたいんだ。
    ……この際だから言うが俺に手を貸せ、ヅー」

トラギコの言葉にヅーは、憐れむような目ではなく、話の本質を真剣に理解しようとする眼差しを向けていた。


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