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Ammo→Re!!のようです
251
:
名も無きAAのようです
:2015/06/27(土) 21:47:18 ID:m/DZJGrM0
瓜//-゚)「深夜にカーチェイスをしていた相手について、貴方はどのような命令を受けていましたか?
そして、その相手がいた場所について正確な位置を話してください。
そうすれば、貴方の家族には悪くない対応をします」
(::#:-:#::)「相手は二人組の女で、耳付きの雄ガキが一匹……
場所はスワンソングキャンプ場から北西に進んだところ……
殺せと……殺せと言われて、俺たちは……」
これだけ有益な情報が残されているのに、それは一つとしてヅーの下に資料として提出されていなかった。
怒りはメモを走らせる万年筆の筆先から滲み出ることもなく、静かに積もった。
意図的なのか、それとも偶発的なのか。
積もらせた怒りの発散についてはそれからだ。
瓜//-゚)「結構。 人相や名前は?」
(::#:-:#::)「顔は分からねぇ……名前は……確か……」
一呼吸おいてから男が口にした言葉は、はっきりとした発音ではなかったが、聞き間違えることはなかった。
(::#:-:#::)「デレシア、だ……」
万年筆が、ヅーの手の中で折れた。
インクが黒い血のように机の上に広がり、書類を染め上げる。
ケイティは怯えて後退るが、ヅーの視線は射竦めるようにしてそれを逃さない。
瓜//-゚)「その名前、間違いありませんか?」
(::#:-:#::)「あ、あぁ……本当だ……嘘じゃない」
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