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Ammo→Re!!のようです
24
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 20:57:59 ID:F94asbco0
背後から迫るセダンは眼中にないのか、接近しても何の反応も示さない。
真後ろにピタリとつき、動向を窺うことにした。
相手から打って出てくれれば重畳だ。
そのまま返り討ちにして、情報を聞き出せばいい。
そうでなければどこか適当な場所で停車させ、情報を聞くだけである。
抵抗したならば制圧し、反抗したならば処分する。
いつものやり方でいい。
最上の展開としては、追っているバイクの乗り手に追いつき、この騒ぎの全容を知ることだがそれは難しいだろう。
峠を越え、下り道へと切り替わる。
道の両端に聳える木々が高速で過ぎ去り、速度感覚を狂わせる。
やがて山中から崖沿いの道へと抜け、起伏に富んだ一本道が待っていた。
速度を上げる二台の車は跳ねるようにして走り、着地し、タイヤを軋ませた。
左手に海を眺める開けた道に差し掛かったが、バイクの姿は見えない。
上手く撒かれたらしい。
ランドクルーザーが徐々に速度を落とし、待ち望んだ変化が起こった。
観音開き式のリアゲートが右側だけ開き、覆面をした人間が姿を現したのである。
その手にはストックを折りたたんだAK47突撃銃が握られており、発砲を予感したヅーは咄嗟にハンドルを横に切った。
予期していた発砲こそなかったが、その行為は明らかな脅しだった。
いや、親切な警告と言うべきだろう。
目の前にいる集団を敵として認識したヅーは、追跡から力による情報収集へと作戦を切り替える。
ランドクルーザーの右斜め後ろに素早く位置取り、ヅーは助手席からM92Fを手にして安全装置を解除。
パワーウィンドウを自動で全開にし、左手を窓から出して銃爪を引いた。
銃弾はリアバンパーに穴を空け、二発目の銃弾はカラシニコフの銃身に当たって火花を上げ、三発目で膝を撃ち抜いた。
膝を押さえて倒れた敵を無視し、ヅーは続けて運転席に向けて弾倉の中身を全て発砲した。
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