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Ammo→Re!!のようです
22
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 20:48:38 ID:F94asbco0
横に注意を逸らせて後方から襲撃してくる可能性を考えたのだが、それも違うようだ。
果たして、この山奥で何をしているのだろうか。
音が近付き、眩いライトが見えたことから、バイクのいる方向が右側であることが分かった。
もう間もなく、右手側の森から出現するはずだ。
ハンドブレーキに手を伸ばし、その時を待つ。
速度を時速18マイルにまで落とす。
殆ど徐行と言える速度だ。
注意深く森に目を向けつつ、車を走らせる。
このセダンはバイクにぶつけられても大破しない構造になっているし、潰れるのは助手席側だ。
しかし、銃撃されたら大ごとになる。
視界の端に森を捉え、木々の間を走り抜けながら接近してくるライトを確認する。
低いエンジン音から、オフロードタイプのバイクとは違うことに気が付く。
次の瞬間、ヅーが通り過ぎた森から全く別の存在が出現し、思わず振り返った。
黒いオフロードタイプの車だ。
そして僅かに遅れて、大型ツアラータイプのバイクが森から飛び出し、姿勢を崩すことなくセダンの前方に着地した。
目の錯覚か分からないが、一瞬だけ、二人乗りをしているように見えた。
バイクはテールランプの赤い尾を残してあっという間に走り去り、それに続いてオフロード車がセダンを右側から追い越した。
全ては一瞬の事だった。
瞬く間に二台はヅーの視界から遠ざかっていく。
瓜;゚∀゚)「何……ですか、あれは……」
警戒していた自分が馬鹿に思えた。
が、すぐに思考を切り替えた。
あれは、ただ事ではない。
若者の遊びの延長線上にある一光景ではなく、追う者と追われる者の関係にある姿だ。
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