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Ammo→Re!!のようです
19
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 20:34:59 ID:F94asbco0
傷つき、命が失われれば情報も失われる。
それは避けなければならない。
ジュスティアのみならず、世界に影響を及ぼしかねない。
彼が持っている情報には、それだけの可能性があるのだ。
かと言って、安全のために監禁されることを彼は嫌うだろう。
束縛を好む獣はいない。
せめて自由でいるという錯覚を味わってもらうために、このような運びにしたのだ。
勿論、ショボンの組織の人間をおびき出すという目的も含んでいるのだが、何よりも最優先に考えていたのは、トラギコの安全確保だった。
こればかりは、トラギコに言った通り、ヅーの独断による部分が大きかった。
自分らしくない行動だが、全体的な利益を加味すればやはりトラギコの存在は重要だ。
彼以外、餌として絶好な人材がいないのだ。
それだけでなく、トラギコだけが敵の組織を知っており、彼だけが敵の興味を引き付けている。
躊躇なく病院を燃やすような人間が単身でトラギコを狙うとは思えず、彼一人で対処出来るとも思えない。
必ずその裏に繊細な計画を練る人間、それこそショボンのような人間が数人控えていることだろう。
大規模な組織が関与しているのはトラギコの口から聞いた可能性の一つだが、おそらくはその見込みが正しいはずだ。
可能性の段階であるため、本部にはまだ報告していないが証拠が見つかり次第捜査に移ることが出来る。
今、警察本部が躍起になっているのがショボンと脱獄犯の行方、そして目的だ。
警察が誇る優秀な捜査官でさえ、その手がかりを掴むことさえ出来ていない体たらくぶり。
となると、秘密裏にでもトラギコを頼らざるを得ず、彼の機嫌を損ねるわけにも命を失うわけにもいかないのである。
今最優先されるのは、ショボンたちを捕まえて新たな事件を起こさせないことだ。
周囲のパニックを回避するために二人の脱獄犯の情報を偽ってアナウンスした中、エラルテ記念病院で起こってしまった放火事件。
それは、警察が犯人の動きに対応できなかったことを意味している。
故に、病院の火災はタバコの火の不始末による火災、として処理される。
事件性がないことが分かれば、住民たちもパニックになることはない。
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