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Ammo→Re!!のようです
157
:
名も無きAAのようです
:2015/04/12(日) 22:01:30 ID:u7PlYkbY0
急いで運転席へと移り、頭を下げたままアクセルを踏んで車を発進させた。
キーを抜いてエンジンを切られていなかったのは不幸中の幸いだが、無理な体勢のせいでギアを変えられず、速度を出せない。
車が前に進むのと同時に助手席の窓ガラスが砕け散り、運転席のヘッドレストが吹き飛んだ。
驚くことではない。
ジョルジュが本気を出せばスミス&ウェッソンM29をホルスターから抜いて撃つ速度は、銃を構えた状態の人間と大差ない。
ジュスティア人の中で最も早撃ちを得意とする、世界最速のガンマン。
それが、ジョルジュだ。
一発の銃声で二つの的に弾を命中させることも、宙に放り投げた三つのコインが地面に落ちる前に吹き飛ばすことなど造作もない。
現場から離れるセダンの背後から、フルオート射撃に匹敵する速度の連射が車体を襲う。
マグナム弾でも、運転手を殺さない限りはセダンを止められない。
(;=゚д゚)「どうなってんだ!!」
その答えは分かっていた。
ジョーンズの仲間という事は、すなわちショボンの仲間へと身を堕としたことを意味する。
何が起きて、どうして彼らは結託したのか。
少なくともジュスティアの精神を持っている人間ならば、ショボンのような堕ち方はしない。
ジョルジュは確かに不真面目な部分も多かったが、それでも彼は良き警官であろうとしていた。
何故それが終わったのか。
答えが分かるはずはない。
_
( ゚∀゚)「……」
バックミラーに映るジョルジュが、残忍な笑みを浮かべてアタッシュケースを構えた。
その中身を、その力をトラギコは知っている。
動いた口が紡ぐ言葉も、一言一句覚えている。
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